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ここでは登場した順にネタの解説をしています。 「何が元ネタか」での分類はキン肉マンの方で。 「何の元ネタか」での分類はキン肉マン逆引きの方で。 こちらにあるのは、一部です。 目次 怪獣退治編 「宇宙怪獣襲来の巻」 「少女歌手と怪獣の巻」 「キン肉星からの使者の巻」 「キン肉星を救え!の巻」 「標的はネッシー!の巻」 「かわいいキッスの巻」 「アメリカからきた男の巻」 「いたずらアルバイトの巻」 怪獣退治編 「宇宙怪獣襲来の巻」 この話は全体が、ウルトラマンのパロディ。 ピーピーマンはたぶん、スーパーマン。スッパイダーマンは、スパイダーマン。 絵ではバットマン、キャプテン・アメリカ等も登場している。 キン肉マンは第一話の「宇宙怪獣襲来の巻」から、牛丼弁当を食べていた。 アブドーラの元ネタはアブドーラ・ザ・ブッチャーというプロレスラー。 シーク星人の元ネタはザ・シークというプロレスラー。シーク教はインドで信仰されているヒンズー教から派生した宗教。 フィンガーポップスは、指で弾いて飛ばす当時のおもちゃ。 キン肉マンと長官の「必殺技が完成しました」「でかしたぞ 星!」というのは『巨人の星』のパロディ。 野球帽をかぶった少年は、嶋田先生(原作担当)。 「少女歌手と怪獣の巻」 この話は全体が映画「キングコング」のパロディ。 オチはもしかしたら、人魚姫のパロディ。 「キン肉星からの使者の巻」 ミートの示す図には、アイアンキング、スペクトルマン、ミラーマン、サンダーマスク、ゴレンジャー、イナズママン(原文ママ)、バロム・1、スーパーマン、スパイダーマン、バットマン、ファンタスティックフォーなどと書いてある。 ここにある「キカ」というのは「キカイダー」で、「ライオ」はライオン丸だと思われる。 KINマークは旧JISマークが元ネタ。平成17年10月1日より、JISマークのデザインが一新されたので、今ではあまり見かけない。 星取り表には、ゴジラ、ゼットン、よしのり(作画担当・中井義則)、たかし(原作担当・嶋田隆司)などと書いてある。M1号、ゴローはウルトラQ、ウーはウルトラマンに登場した怪獣。ラゴンはウルトラQ、ウルトラマンに登場した怪獣。 町の看板には馬場、ダスティローデス、鶴田、シーク、テリー、DORRY、などと書いてあるが、これはそれぞれジャイアント馬場、ダスティ・ローデス、ジャンボ鶴田、ザ・シーク、テリー・ファンク、ドリー・ファンクJr. 集英社のビルには、漫画家達が入っている。秋本治らしき人もいる。 しりあがり 寿と思われる人がいる。 スペシウム光線は、ウルトラマンの必殺技。 「キン肉星を救え!の巻」 「てえへんだ! てえへんだ!」というのは、時代劇の銭形平次の子分のがらっ八こと八五郎が元ネタ。 格闘技オリンピック出場者の中には「栄光の16文」という札を掲げたジャイアント馬場似の超人や「コブラツイスト」という札を掲げたアントニオ猪木似の超人がいる。「ヘッドロック」という札を掲げているのは、たぶん、担当編集者の中野さん。 キン肉ママが話題にしている「ルー・テーズ」は実在のプロレスラー。 キン肉マンは宇宙船の中で、「馬場は強いのう」と言っている。 本人に言わせると、自分がアントニオ猪木でミートが山本小鉄だそうだ。 キン肉星には太陽が二つある。このさりげないSF風設定の元ネタはよくわからない。 キン肉マンの名前がスグルだと明かされるのもこの回である。元ネタは野球選手の江川卓である。 観客のプロレスラー達は、ミル・マスカラスなどである。 キン肉マンのメキシコ風の入場衣装もたぶん、マスカラス風なのだろう。 そして試合では「ミル・マスカラスの必殺技 フライング・ボディー・アタック」を披露。 キング・トーンの本名はイクエちゃんだが、由来は榊原郁恵。 また、「キング・トーン」という名の由来は恐らく「グッドナイト・ベイビー」などで知られるザ・キングトーンズという音楽グループ。 シゲルくんの名前の元ネタは、元阪神タイガースの小林繁。シゲルくんが登場するエピソードは江川事件のパロディ。 この話ではじめて「吉野屋」(吉野家ではない)の歌が歌われる。 「標的はネッシー!の巻」 ミート君の読んでいる「毎夕新聞」には、「金山たかし逮捕」「よしのり100万円きふ」「共犯の中野ピーも逮捕」などと書いてある。それぞれに原作担当・嶋田先生(当時は金山)、作画担当・中井先生、担当編集者・中野和雄。 キン肉マンの部屋には、ゴング(実在するプロレス雑誌)と、ジャイアント馬場について書いてある雑誌が落ちている。壁には「タレ目金ちゃん」の絵が張ってある。たぶんその後に出てくる「タレ目の欽ちゃん」と関連づけているのだろう。 テレビ局に出てくる萩本欽二は、若き日の萩本欽一(欽ちゃん)。 女性が握っている石鹸に「花」と書いてあるのは「花王」の石鹸ということだろうか。 牛殺しの王山ハゲ照館長は、極真の大山倍達。ヅラをかぶってからは漫画の空手バカ一代の大山倍達。 「かわいいキッスの巻」 新聞配達人は、当時の担当編集・中野和雄。 キン肉マンが取り出す名刺には「芸名 キン肉マン 本名 江川卓 改め 猪木カンジ」と書いてある。猪木カンジはアントニオ猪木の本名。 幼稚園で子供が歌っている歌は、「むすんでひらいて」だが、この歌の作詞作曲は不詳である。 幼稚園の生徒には、中井先生と嶋田先生と中野さんが混じっている。怪獣にさらわれるのも中野さんと嶋田先生らしき「タカちゃんとカズ坊」である。 「アメリカからきた男の巻」 ザ・テリーマン(この回ではそう名乗っている)の元ネタは、テリー・ファンクというプロレスラー。 ペドロモラレスは実在するプロレスラーの名前。 テリーマンにけられた「ボーイ」は、嶋田先生。街角のポスターには、中野さん。 「いたずらアルバイトの巻」 スーハーマンはスーパーマン。 スッパイダーマンは、スパイダーマン。 バッドマンはバットマン。 牛丼屋に来るTUGAWAは、わからない。 牛丼屋のお客として、中野さん。 キューピーさんも中野さん。 7ページ冒頭で、「ゆ」と胸に書いた嶋田先生が飛んでいる。 宇宙人は、嶋田先生と中井先生。 スロードーというおもちゃは当時実在した。ツクダ・オリジナルから発売されていたらしい。 ウルトラマンの人形も登場。
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「へのつっぱりはいらんですよ!」 分類:正義超人(アイドル超人)→伝説超人(レジェンド) 出身地:キン肉星 国籍:日本 身長:185cm 体重:90kg 超人強度:95万パワー+α(火事場のクソ力発動時は最大7000万パワー) 生年月日:地球時間で1960年4月1日 好物:牛丼、ニンニク、森永ココアさん 嫌いな食べ物:牛乳(ニンニクの匂いを消してしまう為)、ラッキョウ(アニメ版) 必殺技:キン肉フラッシュ、48の殺人技、キン肉バスター、キン肉ドライバー、 マッスル・スパークその他多数 肩書:キン肉星王子・王位継承候補→キン肉星第58代大王、全日本牛丼愛好会会長 異名:ダメ超人、ブタ面、ニンニク男、奇跡の逆転ファイター + 担当声優(Wikipediaより引用・改変) 神谷明 東映アニメ版、『キン肉星王位争奪戦』 『劇場版 キン肉マンII世』『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人』 『マッスルジェネレーションズ』 『マッスルグランプリ』シリーズ 『パチスロキン肉マン』 古川登志夫 『キン肉マンII世』シリーズ、『ジェネレーションズ』 岡野浩介 『戦国大戦』(織田信長名義) ご存知『週刊少年ジャンプ』誌にて連載された、二人組の漫画家ユニット「ゆでたまご」による名作漫画『キン肉マン』の主人公。 キン肉マンという名前はリングネームのようなものであり、本名はキン肉スグルという。 連載初期は『ウルトラマン』のパロディ要素を取り入れたギャグ作品で*1、 キン肉マン自身もスペシウム光線のような「キン肉フラッシュ」や、 フロントダブルバイセップスしながら空中で足を十字に組んで放つ「キン肉ビーム」を主な必殺技として使用したり、 ニンニクを食べて巨大化、パワーアップ等の要素が存在しており、 敵として登場するのも悪の超人ではなく怪獣や怪人、宇宙人であった。 「超人オリンピック編」以降は作風が「超人プロレス」路線へと転向していくのに伴い、 それらの設定は使われなくなった(ギャグシーンは残っているが)*2。 現在まで続くジャンプ特有の「トンデモファンタジー格闘漫画」の基礎を築いた作品の1つであり、 ジャンプの後続作品やそれ以外の漫画・アニメへの影響が多大なものである事は想像に難くない。 + キン肉マンブーム 『キン肉マン』は当時社会現象にもなるブームを巻き起こしている。 中でも、日本テレビ系列でテレビアニメ化された際に発売された「キンケシ」という塩ビ人形が、小学生の間で一大ブームとなった*3。 また、キン肉マンの好物である牛丼屋として「吉野屋」なる牛丼屋が度々登場し、 当時経営不振から倒産の危機にあった吉野家をタダで宣伝再建したような格好となった*4。 また作中では「森永ココア」(原作版キン肉マンの好物の一つでもある)や「ポテロング」などの森永製菓の製品が度々登場するが、 こちらに関しては森永の社長がキン肉マンをとても気に入っていたため、森永製菓側からタイアップを持ちかけた事による。 アニメ化に当たってはスポンサーも勤めており、1984年の「グリコ・森永事件*5」によりやむなく降板するまでは、 全面的に支援を行っていた(事件後も『キン肉マン』をパッケージに使用した製品は発売していた)。 プロレスブーム全盛期にアニメが放送されていたため、漫画を原作としたレスラーであるタイガーマスクに続き、 キン肉マンもプロレスラーとして登場する予定があったが、こちらは大人の事情により実現せず、 代わりに登場したのがスーパーストロングマシーンである。 2009年には作中に登場するキャラクターに扮したプロレスラーによる興行「キン肉マニア2009」が行われ、2(に)9(く)00人もの観客を動員している。 無論、『キン肉マン』の影響を受けた選手も数多く存在し、 総合格闘家の美濃輪育久氏は「超人になりたい」と夢を語り、リングネームを「ミノワマン」と改めたり、 プロレスラーのモハメド・ヨネ氏は「ゆでたまご公認、キン肉バスター」をフィニッシュホールドとして用いている。 トレードマークである「額に肉」を真似したり、他人にイタズラ書きした人間も直撃世代ならば少なくないだろう。 + 原作でのキャラクター 1964年4月1日、キン肉星第8病院においてキン肉星大王・キン肉真弓の次男として誕生。 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編でキン肉王家の開祖が悪魔将軍ことゴールドマンの弟・シルバーマンと設定され、 金銀兄弟と遠い親戚関係にある事が判明した。 番外編では、 「出生直後にキン肉星の法律が変更され、着けるマスクを自由に選べなくなり、 コンピュータが選出したマスクの着用が義務付けられた事によりお馴染みブタ面のマスクを着けられた」 という事になっていたが、この設定は続編にあたる『II世』では作者に忘れられ改められており、現在は真弓が選んだ事になっている。 + 1979~1987年、『II世』 誕生前に兄であり王位継承者であったキン肉アタルが家出したため、第一位の王位継承権を持つ事に。 王立幼稚園入園をお祝いしての家族旅行の折に、ブタ面マスクのデザインが災いし、 宇宙船に侵入した本物のブタと取り違えられて宇宙船から放り出され地球に捨てられてしまう。 幼さのせいか落下のショックのせいか、王子としての記憶を失い、地球に置き去りにされたキン肉マンは、 東京都大田区・田園調布にある美(ビ)波(バ)理(リー)公園に「キン肉ハウス」なるボロ小屋を建てて暮らしていた。 スーパーヒーローに憧れ正義感を燃やす一方で実力が伴わず、いざとなると逃げ腰で臆病になる性格のため、 周囲の人間からは白い目で見られ、あるいは笑いものにされる日々を送っていた。 そんな折、キン肉星からアレキサンドリア・ミートと名乗る少年が現れ、自分がキン肉星の王子であった事を知る。 紆余曲折を経て、ミートはお目付け役として、地球で共に暮らす事に。 また、後に無二の親友となるテリーマンと出会ったのもこの頃であった。 相変わらずダメ超人の汚名は返上出来ないままだったが、折しも超人オリンピックの開催が決定。 英国の英雄超人・ロビンマスクの計らいにより、キン肉マンも日本代表として出場が決まり、それを機に運命が大きく動き始めた。 持ち前の強運と、本人も知らなかった実力で決勝戦に進出し、ロビンマスクと対決。 タワーブリッジで背骨を砕かれたと思いきや、火事場のクソ力が発動し、メキシカン・ローリング・クラッチ・ホールドで逆転勝利を果たすのであった。 その後、遠征先のハワイで後の師匠となるプリンス・カメハメと出会い、キン肉バスターをはじめとする48の殺人技を伝授され心身共に大きく成長。 この48の殺人技と火事場のクソ力を駆使して、キン肉マンは目覚ましい活躍を見せていく。 ファイティングマシーン・ウォーズマンをキン肉バスターで破っての超人オリンピックV2を始め、 ミートの命を取り戻すための「7人の悪魔超人」との激戦、黄金のマスクを賭けての悪魔六騎士との死闘、 宇宙超人タッグトーナメントでの完璧超人との激突など、数多くの戦いを、 時に仲間を失ったり重傷を負ったりしながらも乗り越えていった。 長年の努力が実を結び、キン肉星の王位を継ぐ事が正式に決まった矢先、キン肉マンの成長を恐れた5人の邪悪な神が待ったをかけ、 「王位継承サバイバルマッチ」を開催させる (超人界のトップであるキン肉大王への即位には、100人の「超人の神」は勿論、彼ら「邪悪5神」の承認も必要)。 邪悪5神と、それに擁立された「運命の王子」達の妨害を受けながらも、キン肉マンは仲間達との友情を胸に数多の強敵を下し、決勝へ進出。 ジ・オメガマンが召喚したカメハメの霊から、生前伝授されないまま終わっていた「52の関節技(サブミッション)」を実戦の中で習得し、 最大・最後の強敵となったキン肉マン・スーパーフェニックスを破って、長かった戦いの日々に終止符を打つ。 そして、キン肉星の大王として「全ての超人を愛する事」を神々に誓い、 自分を散々苦しめたフェニックスも含め、フェイス・フラッシュで死亡した超人達を生き返らせた。 王位継承後、原作では許婚であるビビンバと結婚し、第58代大王としてその責を果たす忙しい日々を送る。 一方、アニメ版『キン肉星王位争奪編』ではビビンバは王位を争ったフェニックスの恋人となり、 キン肉マン自身は地球人の二階堂マリと結婚して完結を迎えている (アニメ版では「ヒロインはマリ」が徹底されており、 パラレル設定の劇場版『大暴れ!正義超人』のビビンバは、キン肉マンのキン肉星でのライバル、シシカバ・ブーと結ばれている)。 続編である『キン肉マンII世』では、妻ビビンバとの間に一人息子の「キン肉万太郎」を授かる (原作漫画の展開が正史であり、『II世』のアニメ版でも同様の前提で進行。マリについては人間であったため自ら身を引いたと作中で語られている。 テリーマンの妻は人間だし、ロビンマスクの妻も人間だと思われるが、やはり大王が異種族の女性を正妻にする事で起こるアレコレを考慮したのだろう。 だが、いずれにせよ恋人だったはずのアニメ版フェニックスは泣いていい)。 しかし、キン肉マン自身は数々の死闘の後遺症と激務による消耗で54歳でありながら現役時代の面影も無いほどに痩せ衰え、 かつてのようにリングに上がって悪行超人と戦う事は困難な状態となっていた。 また、子孫が重圧に押しつぶされてしまう事を防ぐために自分の記録を全て処分していたため、息子である万太郎もその実力を知らず、 それどころか「キン肉王家はお金持ちだし、お金を渡して八百長してもらったんじゃないの?」などと言いだす始末。 しかし、超人養成所ヘラクレスファクトリーの卒業試験において、自ら試験官として万太郎と戦い、 現役時代のような派手な落下技ではなく、関節技を主体としたファイトスタイルによって 万太郎ら新世代の超人にその強さの片鱗を見せ付け、万太郎の考えを改めさせた。 40歳を過ぎてから出来た一人息子である万太郎を溺愛し、甘やかしていたが、 このエピソードを転機に、新世代を担う超人である万太郎に喝を入れるシーンが見られるようになるなど、 父親としても一歩成長し、息子を始め多くの新世代超人を見守っている。 ちなみに、肉体は衰えても持ち前の火事場のクソ力は健在。 火事場のクソ力により燃え上がる「炎のランタン」を、万太郎以上の勢いで燃え上がらせている。 + 2011年以降 『II世』の開始もあり2000年代に入っても元祖世代のエピソードを描いた読切が度々描かれていたが、 2011年11月より『週刊プレイボーイ』の公式WEBサイトにて、なんと24年ぶりに『キン肉マン』本編の連載が再開された。 単行本は旧作同様「ジャンプ・コミックス」レーベルで、旧作の続きとなる38巻からスタート(37巻では前述の一連の読切がまとめられている)。 時代設定は王位争奪編完結の1年半後となっており、夢の超人タッグ編でネプチューンマンが属していた完璧超人の本隊 “完璧(パーフェクト)・無量大数軍(ラージナンバーズ)”との戦いに臨む往年の超人達の姿が描かれている。 『マッスルリターンズ』とかの読み切りや、そもそも『II世』はどういう事になるの?などと突っ込んではいけない。いつもの事だ キン肉マン自身は(作者の意向もあって)序盤に一試合を終えてから、正・悪超人連合、悪魔六騎士、そして悪魔将軍と、 次々に強力な味方が現れたため、中々試合の機会が訪れずにいたが、 敵も味方も次々に倒れていった末に、完璧超人ネメシスとなっていた大叔父・キン肉サダハルと対戦。 かつてキン肉王族に起きた悲劇と、それを乗り越えるべく尽力した祖父・タツノリ、父・真弓の心を知り、 完璧故に全ての技が「殺人技」に仕上げられると豪語するネメシスに対し、 「人を殺さぬ殺人技で穢れた邪念のみを殺す」ことが「48の殺人技」の真骨頂と語り、正義超人としてネメシスに立ち向かう。 一方のネメシスは兄・タツノリの言葉を思い出し、完璧超人でありながら火事場のクソ力に目覚め、 キン肉マンの力をはっきりと認めながらも完璧超人として正義超人打倒の戦いに臨む。 そして無理な負担を押して超必殺技「アロガント・スパーク」を放つが、その反動でネメシス自身の肉体が大ダメージを負ってしまう。 キン肉マンは、あくまで完璧超人として戦ったネメシスの生き様に尊敬を抱きつつも「マッスル・スパーク」で試合を終わらせた。 試合後は、完璧超人の指導者ザ・マンと悪魔将軍の最後の戦いをリングサイドで見届ける。 空前絶後の死闘の末に悪魔将軍が勝利すると、ザ・マンを殺害しようとする悪魔将軍を制止するためにリングに駆け上がる。 「もしかしたら……この世に絶対的な正義などないのかもしれん」 「完璧超人も悪魔超人も、それぞれの言い分に理があった。 今回の闘いに関していえば、誰にも悪意は一切なかった。誰も間違ってはいなかった」 「皆、自分の信じた思いに従って闘っていただけなんだ。なのに闘いは止まらなかった」 「私は初めて心が揺らいだ。 もしかしたら私の思う正義なんてものは、ちっぽけな感傷でしかないんじゃないか……と」 「でも、最後に思い直したんだ! 主義を通すために人が死なねばならないなんて、やっぱりおかしい! 戦争は間違っている!」 「だから最後に私はやはり自分を信じた。 せめて自分だけは正しいと信じて動かんと、結局は誰も守れん。 唯一その一点こそ、私があんたの死を止めた理由。 それだけが私の心に残った最後の正義だ」 その説得を悪魔将軍も受け入れ、その場で殺さない代わりに不老不死を解除し、 永遠に支配するのではなく、いつか終わりの来る存在として生きるようザ・マンに命じて撤収していった。 隠棲する事になったザ・マンは最後に正義が変質して再び戦いが起こらぬよう注意を促し、キン肉マンはそれに応じて、 「またいつか戦いが起きてしまうなら、その時も殺し合うためではなく分かり合うために戦おう」と互いの理念の合流を求め、 ここに三属性の戦いは決着した。 主人公なのにラスボスとの戦いを他人に持って行かれるという事になってしまったわけだが、 始祖編におけるキン肉マンのドラマはネメシスを倒した時点で終わっているし、 悪魔将軍とザ・マンの決着に関与し、話の最後を締める役割はしっかり務め上げた。 悪魔将軍を新ボスの前座にせず、ザ・マンの強さも十分に描き、キン肉マンにも主人公として十分な役割を演じさせるという、 素晴らしい締めくくりである。 それから時を置かずして現れた新たな敵「オメガ・ケンタウリの六鎗客」に対して、 急遽駆け付けた正義超人チーム「正義の五本槍」の事実上の敗退(5人中4人が戦死。六鎗客は1名戦死、5名が勝ち残る形になった)、 邪悪な神々の要請でリングに復帰したフェニックス、マリポーサ、ゼブラ、ビッグボディの参戦を受け、 本人のポカでキン肉星に帰っていなかった事もあって大魔王サタンの結界に閉じ込められるのを免れていたキン肉マンも出陣を決意。 ソ連のスワローズ・ネストで六鎗客のパイレートマンと戦う。 そして激しい戦いの中で六鎗客の真意を知り、パイレートマンと互いを理解し合い、「友情パワー」の神髄を教え、勝利。 最後に戦いの場に現れた兄・アタル&ブロッケンJr.の「フルメタルジャケッツ」と、 オメガマン・アリステラ&マリキータマンの「オメガ・グロリアス」のタッグ戦を見届けるのだった。 その後大魔王サタンが性懲りも無く現れたが、完璧超人始祖ジャスティスマンが一方的に叩きのめしてくれた そしてザ・マンとアリステラの和解と並行し、 今度はこの宇宙に存在する超人という種を残らず根絶しようと企む「超人の神」の過激派が「超神(ちょうしん)」となって襲撃をかけてきた。 超神へは当初ビッグボディチームの面々、続いてフェニックスチームの面々が立ち向かい、 互角以上の戦績を見せた事を認めさせ、事態の真相を知る資格を見定めるバベルの塔の試練を受ける事になった。 その超人代表チーム「リアル・ディールズ」にキン肉マンも選出される。 その中でキン肉マンのルーツであるシルバーマン(とその兄ゴールドマン)を創造したのが慈悲の神ことザ・マンだった事も明かされる。 バベルの塔でキン肉マンを待ち受けていたのはカメハメの故郷ココナッツ星の創造神・洞察の神マグニフィセント。 超人パワーの増大による歪みで宇宙崩壊の危機を招いた事を悔いており、カメハメの技の源流となった高度な技を殺す気満々で振るう。 それ故にキン肉マンもマグニフィセントの必殺技から咄嗟に急所を外すなどの対応が取れ、 カメハメから聞かされていた「48の殺人技」の開発に至るまでの教訓から、 「対戦相手には敬意が必要」というカメハメの教えに基づいてマグニフィセントの姿勢を窘めるなど精神的にも安定を保つものの、 それでもなお圧倒的な実力の前に一度は完全に意識を喪失する大ダメージを負う。 しかしマグニフィセントにカメハメの至った境地を伝えるべく立ち上がり、 カメハメの遺志を継ぐ48の殺人技+α「キン肉バスターイモータル」で勝利 (勝利のために命を奪うのではなく、股関節を捻じれたままにする事で10カウントダウンを奪う「不殺の殺人技」である)。 友情パワーの真髄を悟ったマグニフィセントも己が生み出した超人の系譜は危機を救う一助となったと悔いを晴らし、 キン肉マンとミートを塔の頂上へ送り出す。 そこでキン肉マンは宇宙に迫る危機を目の当たりにする……。 + 超人強度と”火事場のクソ力” ちなみに彼自身の超人強度は95万パワーだが、火事場のクソ力が発動すると一時的に7000万パワー以上にまで上昇する。 しかもこれは王位争奪編開始直前の時点での話であり、順当に成長すればさらに高まっていったであろう事は想像に難くない。 ちなみに神の超人強度は1億パワー。3000万もの差があるのは大きなように見えるが、 そもそも超人強度は生まれてから短期間にこれほど大きく変動する事は普通なら有り得ない。 一瞬とはいえ神を越える可能性を有しているのは、火事場のクソ力を持つキン肉マンら一部の超人だけである。 そりゃ神々も驚くってものだろう。 一応、上の数値として、マンモスマン(7800万)や、ジ・オメガマン/オメガマン・ディクシア(8600万)が存在するが、 彼らは超人強度が成長しない(1億を越える事は絶対に無い)ので、邪悪の神々からは問題視されていない。*6 パイレートマンは、火事場のクソ力の中にも、 単に自分が振り絞った力 仲間を守るために相手を倒そうとする力 相手を救うために戦う力 の三種類がある事を感じ取っており、今まで友情パワーとされてきたものの中にも後者二種類がある事が示唆され、 作中描写も『II世』火事場のクソ力修練(チャレンジ)編において提示された、 火事場のクソ力を発揮するために必要な三大要素「寛容」「無我」「友情」と符合している。 また、超人レスリングの勝敗は決して超人強度の大小だけでは決まらない。 そもそも超人強度は基礎能力(MUGEN的にはATKやDEF値)に過ぎず、それにテクニックが加わり実際の強さになる。 後にバッファローマンとモンゴルマン(97万)のタッグが「2000万パワーズ」を名乗って突っ込まれた時は、 「1000万個の技を持つモンゴルマンは1000万パワーに匹敵する」と答えた事や、 「ゆで理論」として語り草になっているウォーズマン(100万)の「1200万パワーベアークロー」もこれと言えるだろう。 この理屈だとバッファローマンが1000万パワーだけの技巧無し超人って事になるけどな! まぁ実際本人の回想によると、100万パワーだった頃は本当に技巧無しで、技巧を無視出来るほどのパワーをサタンに望んだとの事 実際、ロビンマスク(96万)やキン肉アタル(108万)が、 邪悪の神が乗り移った事により、1億パワーを得たキン肉マンマリポーサや(本物の)キン肉マンソルジャーを倒している (サタンはバッファローマンが倒されても無傷だったが、こちらは倒されると乗り移った神も倒れる)。 とは言え、流石に100倍は無理だろうとの指摘に対して、 (目に見える形かどうかは別に)全ての超人は必殺技の時には火事場のクソ力的なものを発動していると後付けされた。 完璧超人始祖編では「火事場のクソ力」と「友情パワー」は同一だと明かされた。 キン肉マンやその仲間達を野放しにしておくと「キン肉マンに感化されて友情を育む=友情パワー(火事場のクソ力)を得る」事が常態化し、 それが結果的に完璧超人が言う下等超人(正義・悪魔超人)のインフレを招く……というのが、無量大数軍が攻めてきた理由となっている。 超神編では、世界が持つパワー総量は一定であり、超人強度が高い超人が増えていくとその分だけ世界のパワーが失われていくため、 超人を滅ぼさないと世界の滅亡を招くという事が明かされた。 そのためインフレを招く「友情パワー」が危険視されていたが、 「友情パワー」とは友情を導線にして超人パワーが循環、必要な所に一時的に集中するものであり、超人達のパワーの総量は変わらない仕組みだと判明。 むしろ全超人に「友情パワー」が広まっていけば、1人1人が常に多量の超人パワーを持っている必要が無くなるため、 超人を滅ぼさなくても問題が解決する可能性があるのだという。 『II世』ではアタルのパワーが1億とされ(業火のクソ力によるもの?)、 ロビン王朝には火事場のクソ力に匹敵する「大渦(メールシュトローム)パワー」が存在する事になり、 ロビンマスクの息子のケビンマスクは万太郎の火事場のクソ力に勝利している (アニメ版では万太郎が勝利して完結)。 「奇跡の逆転勝ちを呼ぶのは、それこそ真の実力!」 「その実力を支えているのが、血と汗と涙に裏打ちされた、不撓不屈の精神力なのだ!」 + 『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』におけるキン肉マン 『II世』は息子であるキン肉万太郎を主人公とした話故に一線からは退いている……と既に書いたが、 『究極の超人タッグ編』においては1983年にタイムスリップしたため現役時代のキン肉マンが登場。 宇宙超人タッグ・トーナメントに優勝しトロフィーを引き抜こうとした際、 未来から過去を変えるためにやってきた時間超人に襲撃を受ける。 時間超人の持つ未来の技に苦戦し、ロビンマスクがその技の餌食になろうかとした瞬間に、 時間超人を追って過去へと時間移動してきた万太郎らが出現。 ロビンマスクは救出されるが、代わりにロビンの妻・アリサが瀕死の重傷を負う。 さらに新たな超人の登場でマシンガンズが最強のタッグであるとトロフィーに認められなくなり、真の最強タッグを決めるため、 新旧世代の超人が入り乱れる新たなタッグ・トーナメントが開催される事になってしまった。 唯一21世紀から来た自身と記憶を同期したミートは新世代超人と共同戦線を張り、 時間超人を倒す事を提案するが、キン肉マン自身はこれを拒否。 新世代超人達に関しても未来の自身の息子達であるとは認めず、猜疑心を露にした。 その後は全盛期のファイトを新世代超人達に見せ付けたものの、相変わらずの頑固ぶりで協力を一切拒否。 しかし運命の悪戯か息子・万太郎とそのパートナーである謎の超人カオスのコンビ「マッスルブラザーズ・ヌーヴォー」との対決が決まる。 キン肉マンは口では罵倒しつつも、万太郎のファイトが本物のキン肉族のものである事に気が付いていた。 死闘の末に見事自分に打ち勝った万太郎を正式に息子と認め、それ以降は時間超人との決戦に赴く万太郎を陰日向なく支援した。 ちなみに上記の通り万太郎を甘やかして育てたため万太郎は卒業試験で対戦するまで父の本当の実力を知らなかったはずだが、 対決の際に万太郎は幼い頃から稽古を付けられていたと発言している (ただし、反則スレスレの戦法もこっそり使っていた事までは「聞いていない」と抗議している)。 時間超人によって未来が変動している事が描写されているので、これもその一環と考える事は出来なくもないが。 + 外部出演 2006年に出版された、同じくジャンプ漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の30周年記念本『超こち亀』では、 こち亀の作者・秋本治氏とゆでたまご氏の共著によるクロスオーバー作品『正義超人亀有大集結!!の巻』が掲載された。 悪行超人襲来の情報を受けた正義超人達が、次々と誤って起こした軽犯罪で派出所に連行されるというストーリーで、 ラストカットは超人達のあまりの不甲斐なさに激怒した両さん達が、超人達に必殺技をかけるシーンで締められている。 参考動画(12 00~14 20) ファイトスタイルは見た目通り、「48の殺人技」や「キン肉バスター」を始めとするパワフルな打撃や投げ技を得意としている。 しかし、変幻自在のトンデモ能力やキン肉マン自身をさらに上回るド迫力パワーの持ち主を相手にする事が多く、 試合序盤~中盤はその力に翻弄されて命を落としかねない(実際何度か落としている)大ダメージを負う事が殆どだった。 しかしそこから仲間の助言や協力、そして自身の「火事場のクソ力」により最後には逆転大勝利を収める。 彼の代名詞である「奇跡の逆転ファイター」の名は伊達ではないのだ。 性格は明るくお調子者、かつ下品で臆病だが当初から仲間の危機を見過ごさない強い正義感の持ち主。 ヘタレで不細工という、元々ギャグ漫画のオトボケ主人公以外のなんでもないキャラとしてスタートしたのが、 持ち前の正義感で幾多の戦いを乗り越え、仲間達との友情を糧にして成長し、最終的には名実共に本当のヒーローとして大成したキン肉マンは、 正に往年のジャンプ三本柱、「努力」「友情」「勝利」を体現した偉大なキャラクターなのだ。 これはアニメ版における主題歌が、最初はギャグ調の歌だったのが、最終的にはヒーローらしい歌になっていった事からも見て取れるだろう。 私は(ドジで)強い(つもり) さあ、お遊びはここまでだ! 生き様が熱いドラマさ 救うために傷つくのが友情だから 優しさを知ってなきゃ、ヒーローになれないぜ いつの日でも、男はみなリングにロマン求める おまけその1:牛丼一筋三百年~♪(カルビ丼もあるよ) おまけその2:『キン肉マンII世』OP 「ブタ面」と評される、団子鼻にタラコ唇なマスクを付けたその勇姿も、連載を通して本当にカッコ良く見えてくるから恐ろしいものである*7。 まあ、成長した後でも調子に乗ったり、実力は十分なのに強敵に対してはビビったりと完全無欠の英雄ではない。 また情に篤い反面、冷遇された時期が長かったからか自分を必要以上に卑下する所や疑り深い面があり、意地を張る場面も多い。 しかしそうした弱さも最終的には乗り越えていく、力のみにとどまらない様々な「強さ」もキン肉マンの魅力だろう。 この気質は、息子であるキン肉万太郎にもしっかりと引き継がれている。 + ゲームに見るキン肉マン 当然、ブームを巻き起こしたキン肉マンは多数ゲーム化もされてきた。 キン肉マンのゲームと言うと、ファミコンで発売された『マッスルタッグマッチ』が思い浮かぶ諸兄が多いかと思われるが、 実は一番最初に発売された関連ゲームは『キン肉マン』というタイトルのPC88用シミュレーションゲームである。 1992年には『キン肉マン DIRTY CHALANGER』という対戦格闘ゲームがスーパーファミコンで発売。 ところが、これを最後にキン肉マンを題材とした作品は『キン肉マンII世』を含めても 実に10年間(その一作目が『マッスルタッグマッチ』のリメイクだったりする)、 純粋なキン肉マン作品は2004年に至るまで12年間の間発売されず、ゲームの表舞台からは姿を消す事となる。 『キン肉マンマッスルグランプリ』シリーズにおけるキン肉マンは、 逆水平チョップやアリキックをはじめとしてプロレスの基本とも言える動きをしており、 パンチキックや中段のあびせ蹴りなど、格闘ゲームの基本の動きは二世こと万太郎が行っている。 しかしながら、基本行動自体はプロレスの基本であるが各種必殺技は原作再現の為非常にテクニカルな動きになっており、 特にロープ際においてはイエローボムと超人絞殺刑の組み合わせによる必殺技ゲージの削り能力は全キャラクター中最高を誇る。 ゲーム環境の立ち位置は基本がプロレスを色濃く出しているため、極まった状態では予備動作が見やすいのでガード合わせを行いやすく、 一発の重さもそこまで高くないため、慣れてきた中級者以降はプレイヤーのアドリブ力に大きく依存する傾向にある。 しかし、逆転ファイターとはかけ離れた堅実な削りと立ち回りを続け相手をチクチクと攻める事で、中堅上位の地位を得るに至っている。 そして、90年代前半から起こったブームと言えば、ストIIブームから続く格ゲーブームである。 様々な格ゲー作品が製作されるに当たって、『キン肉マン』に登場する技をモチーフとした必殺技が多数登場。 キン肉マンの代表的な必殺技である「キン肉バスター」をパロった技は纏めて「バスター技」と呼ばれていたりと (元ネタを尊重して技名も「○○バスター」が多い)、 格ゲーに「肉技」というジャンルを持ち込んだと言っても過言ではない。 特に影響の濃かったのがSNK作品で、 『龍虎2』に登場するテムジンの「蒙古雷撃弾」が、ほぼそのままキン肉バスターの体勢だったり(専用スプライトまで用意されていた)、 キン肉マンを筆頭にロビンマスクやテリーマンの技を手広くパロったクラーク、 マッスル・リベンジャーのマキシマ、マッスル・インフェルノのハイデルンなど、 『KOF』シリーズをやっていれば一度は誰しも目にした事があるのではないだろうか。 個々の技と元ネタに関しては、キン肉バスターの項目に詳しいのでそちらを参照の事。 + ゆでだから このページをはじめ、このwikiの肉関係の項目を見て気付いた人も多いと思うが、 『キン肉マン』という漫画(というかゆでたまご作品全般)は、途轍もなく矛盾が多い事で有名である。 同じジャンプ漫画では『魁!!男塾』『北斗の拳』『ドラゴンボール』なども矛盾だ何だとよく言われるが、はっきり言って次元が違う。 赤ん坊の頃捨てられたはずなのに王位編で幼稚園に入園する回想シーンがあるでも地球に捨てられたという設定自体は消えておらず、5歳の頃の話になっている カメハメから教わったはずのキン肉バスターがいつの間にかキン肉族に代々伝わる技という設定にしかも考案者は真弓でもタツノリでもなくスグルらしい 息子の万太郎をずっと甘やかして一切鍛えなかったはずなのに回想で度々出てくる捏造トレーニング風景 マスクはコンピュータが選んだはずなのに父親の真弓が選んだ事になっている ……などなどなど、キン肉マン自身に直接関係ある話に限定しても枚挙に暇が無い。 極め付けとも言えるのは、ジェロニモが悪魔将軍の見た事もないような技を喰らっている時に、ジェロニモがその光景を見て驚いている場面だろう。 + な…… 何を言ってるのか わからねーと思うが(ryなので実際にそのシーン ちなみにこのシーン、2019年に発売された『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』では、 「ショックで幽体離脱して、自分が喰らっている所を至近距離で見てしまった」と解説されている。 そういった矛盾があまりにも多すぎ、しかも初期の設定を忘れてしまったというならまだしも、 上の画像のように描いてるそばから違う事が描かれているケースすら見受けられ、 脳内補完で辻褄を合わせるのを放棄してしまったファン、どう考えても辻褄を合わせられなかったファンも数多い。 そしてその全てを肯定するために生まれた魔法の言葉こそが、ジェロニモの「だってオラは人間だから」をもじった、 「だって作者はゆでたまごだから」、略して「ゆでだから」 そういうわけで、同一ページ内で言ってる事がバラバラだったとしても「ゆでだから」と暖かく見逃して欲しい。 そもそもこういった作風になったのはゆでたまご氏がデビュー時、作品作りのイロハを知らず手探りで作った結果であり、 実際周囲からの批判に晒されていたという。 それでも読者からの人気は絶大であり、またゆでたまご氏自身も開き直って矛盾を気にせず 読者の意表を突く展開を心がけた結果、これほどの無茶苦茶な話作りでなお少年達の心を震わせ、 絶大な人気を誇るに至った『キン肉マン』という作品は本当に偉大な存在なのだ。 + ゆで理論 肉世界では常識では説明出来ないような現象が多々起こる。 これをファンは「ゆで理論」と読ぶ。 物質は硬ければ硬いほど衝撃に強くなる 汗を蒸発させ、塩分を含んだ雨を降らせる 寝ている超人の背骨が地面と垂直になっていて、しかも空を飛べるはずの超人達がわざわざ背骨をよじ登っていく 物体は重い方が早く落ちる 太陽と地球が50数億年前にすでに存在していた 電荷を帯びた物体が通り過ぎた個所は半永久的に帯電する 地球を逆回転させ、時間を逆行する 牧師の格好をすると凶悪な強盗も心を許す(冷静で的確な判断らしい)*8 100万パワー×二刀流×2倍のジャンプ×3倍の回転で1200万パワー! などである。 物理法則の基礎の基礎から完全に外れた常識にとらわれない自由な発想が『キン肉マン』の魅力の一部である。 先述の「ゆでだから」と並んで、『キン肉マン』という作品の世界観を作り上げている。 ちなみに『II世』を経て新章になって収まったかというと全然そんな事はなく、むしろ悪化…いや勢いを増しており、 勝負がヒートアップした結果、リング近くに溜めてあった水が気温上昇で蒸発してしまった 空中で回転し、舞っている黄砂を集めて砂の球を作る などなど、相変わらず深く考えてはいけない気がする理論が登場している。 ちなみに、「常識外れな事柄をなんかむちゃくちゃな理屈で強引に納得させる」ゆで理論を「理系」、 「常識外れな事柄をそれっぽい出典を明示してなんとなく納得させる」民明書房方式を「文系」と捉えて対峙させる向きもある。 + もう一人のキン肉マン 「ワシの名前はキン肉マンレディー 知ってのとーりキン肉星の王女なのじゃー!」 webコミック「ウルトラジャンプエッグ」において、 原作の超人達が全て女体化したパラレルワールドを描く『キン肉マンレディー』が連載された。 当然の事ながら原作者公認である。元ネタは恐らく『デビルマンレディー』だろう。 作画はかつて「コミックゲーメスト」で『速攻生徒会』を連載した小川雅史氏で、 作中に「テリーマン現象」という名前でキン肉マンネタを出した事もある。 こちらのキン肉マンレディーは見ての通りプラチナブロンド(トサカは髪で表現されている)の美人で、 オマケに非常にムッチリした体型で大変エロ恵まれた体格をしていらっしゃる。 一人称は「ワシ」で語尾に「なのじゃー」を付けて喋る。ババアではない。 また、両親に捨てられたという過去も特に語られず、戦闘経験ゼロの所に今年突然日本代表の超人に選ばれたという事になっているためか、 天真爛漫で明るく前向きな性格になっており、スグルのようにワガママを言って皆を困らす事も無い。 ただし、強敵を前にすると怖気付いてしまう泣き虫な所は本家と酷似している。 またヌケぶり・ドジぶりは本家以上だが、性格の面も相まって皆からドジッ娘超人として愛されている。 多くの超人に好かれており、ザ・テリーマンガールからは「キン肉マンはミーの嫁」と言われたり、 レディ・ロビンには密かに妹にしたいという願望を抱かれている。友情パワーを逸脱しているような なお、その顔はマスクなのかとか、キン肉族王家の証である「光るKINマーク」はどこにあるの?とかは絶対に聞いてはいけない。 つうかあまり深い事は考えない方がいいと思われる。 本人曰く超人強度は95万パワーだったり、屁で空を飛ぶ事は出来るらしい。原作通り普段はキン肉ハウスに住んでいる。 戦闘経験こそ無いが、異常な程の怪力を持っていたり、乙女の本能による自己防衛本能としての火事場のクソ力…… もとい「火事場のおっぱい力」を持っている。実際作中でも幾度と無くそのおっぱいでピンチを切り抜けている。 おっぱいは偉大である。 また、超人オリンピック後にはハワイのプリンセス・カメハメから「48の禁断技」という、 マッサージとかぶれすと・ヘッドロックとかアマガミ固めといった大変卑猥強力な技を伝授された。 一応その後本来の歴史通り「48の殺人技」も伝授されたらしいのだが。 ここまで読んできて誤解された人も多いだろうが、こうしたアッハンウッフンな描写はともかく、 『キン肉マンレディー』自体はパロディ漫画としてよく出来た作品である。 作中のミートくんは本来『キン肉マンII世』に繋がる歴史通り、 本編最後でコールドスリープした状態からこの世界に紛れ込んでしまった存在であり、作中で起きる事件を予め知っているため、 キン骨マン(こいつは本編通り)の策略を未然に防いだりと読者と同じ視点を持っているのだが、 一方でそのキン骨マンが超人オリンピックの特別理事を務めていたため、 超人オリンピックの出場資格を取り消されてしまうなど、本編とは全く違うifの展開が発生する事もある (まあ本編でも最初は出場資格なかったけど)。 また、銅ベルマン(銅ベルゥーマン)やスフィンクスマン(獅子女マン)などの、 本編ではその他大勢のモブだった超人がこちらでは大きく取り上げられたり、本編の全く別の台詞がパロディとして別の状況で使われたりと、 正に本来の物語を知っているほど楽しめるのである。 単行本は全3巻完結。かつてキン肉マンを楽しんだファン諸氏は食わず嫌いせずにまずはお手に取ってみてはいかがだろうか。 MUGENにおけるキン肉マン 長らくカナディアンマンやミキサー大帝等の脇役超人に遅れを取っていたが、 バトルクロードやマッスルボマーの全キャラを製作したですからー氏により、 FCゲーム『キン肉マン マッスルタッグマッチ』のドット絵を使ったキン肉マンが作られた。 一見するとドット絵の所為かチープな印象を与えかねないが、中身はちゃんと格ゲーキャラとして作られており、 枚数書き足しに加えカラーパレットによって服装が変わるこだわりようであり、中にはキン肉マングレート風になるカラーもある。 また、神谷明氏のボイスも搭載されており、ある意味キン肉マンらしいキャラとして仕上がっている。 弱・強攻撃の2ボタンになっている点以外は同氏の『マッスルボマー』キャラに近い仕上がりで、 氏のキャラに基本的についている我慢補正によるワンチャン具合はいつも通り。 持っている技の性質として、無敵は心もとないが連続技にいける対空技「キン肉地雷」、中距離まで届く飛び道具「ホワイトホール」の他に、 コマンド投げ・移動投げ(ダッシュ、小ジャンプして頭をつかむ)・当て身投げ・空中投げ・対空投げなど、 やはり投げ技のバリエーションが特に豊富である。 機動力も高く、近付ければ投げでダウンさせ、 その後出っぱなしのジャンプ攻撃からの投げ択や、スカしてつかみ、暴れ読みの当て身など、 幅広い択の起き攻めでがっつり相手を補足していける。 反面リーチの短さと無敵技が少ないのもあり、それなりのリーチのキャラに手数で押されるとかなり面倒くさい。 また空中戦では通常技や空中投げを含め全体的に攻撃判定が上方向には強くなく、リーチの短さもあって迎撃はし辛い。 また見た目以上に食らい判定が大きく、ジャンプ中は画面上より二回り以上も大きくなる。 甘い飛び込みは「フェイスフラッシュ」で返すとして、 ガンガン固め攻められた場合は一点読みの当て身か我慢して隙を狙う事が求められる、少しコツの要るキャラと言えるだろう。 超必殺技には、 範囲が中々広い投げ「キン肉バスター」 移動打撃投げ「キン肉ドライバー」 対空投げ「マッスルスパーク」 と、キン肉マンの代名詞的な必殺技が揃っている(一瞬だけリアル等身に変化するが、なんかこう「火事場のクソ力」的なあれ)。 キン肉バスターは対応しているキャラが相手の時にリアル体型になる。 体力3分の1の時にゲージ使用で「火事場のクソ力」を発動出来る。彼らしか持ち得ないであろうMAX発動っぽい技である。 一定時間攻撃力が割り増しされるが、最大の特徴は発動中「マッスルスパーク」でのフィニッシュ時だろう。 詳しくは自分の目で確認していただきたい。 ですからー氏本人による、がっつり攻めていき、積極的に起き攻めを狙うAIが実装されており、 同じレスラータイプのキャラ同士だと思い切りの良い投げあいが見れたり、 逆に手数メインのキャラ相手には我慢して我慢して補正のかかった一撃を当てていくと、 実に超人レスラー風な戦い方をしていくAIになっている。 試合(2 58~)、解説(23 24~) 試合の様子、AIレベルは全て7の模様 こちらはAIレベル10 主題歌MUGEN入り 「友情は成長のおそい植物である それが友情という名の花を咲かすまでは 幾度かの試練・困難の打撃を受けて 堪えねばならぬ───」 出場大会 + 一覧 シングル Fist or Twist MUGENプロレス強力選手権 MUGENプロレス 覆面レスラートーナメント 世界チャンピオン決定戦 90年代格闘ゲーム主人公ランダムフェスティバル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ 2011年公開キャラorAIでランセレタッグサバイバル 地獄の果てまで仲良し! 君の存在に心奪われた!高性能タッグ大会【ステラ杯3】 友情の属性タッグトーナメント 男女タッグによるミニミニリーグ大会 My Golden Age 作品別タッグ大会 友情の属性タッグトーナメント2 MUGENプロレス 夢のタッグマッチ編 80年代ランダムタッグバトル 超お神杯凶上位前後タッグバトル 喧嘩上等! 強~凶下位付近タッグバトル 友情の属性タッグサバイバル ポケモン風タッグトーナメント 新春! 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第293回 再生のダイアモンドダスト!! アシュラマン「ウ・・・ウアア~~~ッ」 実況「どうしたぁ~~~っアシュラマン?突如我を忘れ取り乱す~~~~~っ!」 アシュラマンが悪魔将軍の思念体からリボーンダイヤモンドを授かった時のことを回想する。 アシュラマン「こ・・・こんな老いさらばえた体では悪魔超人として、も・・・もうひと花咲かせることもで・・・できん~~~~っ。わ・・・わたしに溢れる力をくだされィ~~~~ッ、将軍様~~~~っ」 悪魔将軍「アシュラマンよ~~~っ、おまえは35年前悪魔超人の同志をふり切り、‘悪魔道精神(スピリッツ)‘を捨て去り正義超人軍入りしたのではなかったのか~~~^っ?そんな裏切り者のおまえがよく悪魔の長であるこのワシに虫のいい頼み事ができたもんだのう」 アシュラマン「わ・・・わたしは正義超人軍にいても、なぜかいつも魚の骨がノドにひっかかるような違和感・・・疎外感を感じていた・・・」 悪魔将軍「それがどうしたあ~~~っ」 アシュラマン「そ・・・それで悟ったんじゃ。いくら正義超人軍精神に則った闘い方をし、元・同志である悪魔超人たちを試合で倒してもそ・・・それはあくまで正義超人の外面だけを模倣しているに過ぎないことを~~~~っ!これがわたしの実体だ―――――っ!」 アシュラマンが右上段の手でしがみついていた岩壁を殴り砕き、その欠片を左上段の手に突き刺した。その手から血が流れ落ちていく。 アシュラマン「・・・・・」 悪魔将軍「ウオオ~~~~ッ」 アシュラマン「い・・・いくら正義の衣を纏おうともっその体の中には無秩序、無軌道、無慈悲なドス黒い性悪の血が流れてやがるんだ~~~っ!ど・・・どんなに清い行いをしたって、こ・・・この濁った血はか・・・変えられはしない~~~~~っ!ウグワアッ!」 岩壁が砕け、アシュラマンが落ちて行く。 そこへ、悪魔将軍がリボーンダイヤモンドをアシュラマンの体内に送った。 悪魔将軍「よおしアシュラよ、おまえに今一度悪魔超人としてのチャンスを与えてやる~~~~っ!はち切れんばかりに若く魔界の王子として震え上がらせた34年前、いやそれ以上の悪魔に再生させてやる―――っ!」 アシュラマン「ア・・・アア~~~ッ!」 悪魔将軍「お・・・おまえが悪魔超人最盛期のわ・・・若い肉体を欲しいとね・・・願うのと・・・オ・・・オレがせ・・・正義超人一の叡智をぶん取りたいと欲する思いのど・・・どこに違いがあるんだぁ―――っ。ど・・・どちらも己が気持ちを満たすための・・・き・・・汚え心にか・・・変わりないではないか~~~~っ」 悪魔将軍の体から、体を構成するダイヤモンドが落ちだした。 母親「ア・・・アシュラマンさん・・・」 凜子「お・・・おばさん!」 悪魔将軍「し・・・しかしオレは好きだぜ・・・そういうわがまま、ご・・・強欲さが・・・」 アシュラマン「ウ・・・ウアァ・・・」 悪魔将軍「ア・・・アシュラよ・・・オ・・・オレがもう少しでミートの叡智を強奪できるところを・・・お・・・おまえが邪魔したのはな・・・何かの間違いだよな・・・?」 悪魔将軍が膝を付いた。 スグル「!」 悪魔将軍「に・・・二度も我ら悪魔超人軍をう・・・裏切ることはないよな・・・に・・・肉体をぜ・・・全盛期以上に瑞々しく、き・・・強力に再生させてやったお・・・恩をよもや忘れてはいまいなァ」 アシュラマン「・・・・・」 悪魔将軍「お・・・おぬしのま・・・魔界のプ・・・王子(プリンス)‘という異名とあ・・・悪魔超人の闘いの精神、悪魔道をオ・・・オレは信じているぞ・・・さ・・・さあ、おまえの口からも言ってくれ・・・これはま・・・間違い・・・ほ・・・ほんの戯れであ・・・あったことを・・・」 バッファローマン「アシュラ・・・」 母親「ア・・・アシュラマンさん・・・」 アシュラマン「わ・・・わたしは‘悪魔道精神‘をも・・・持っている・・・」 万太郎「ア・・・アシュラマン・・・」 スグル「おまえ!」 悪魔将軍「お・・おお~~~っ、アシュラ~~~~っ」 アシュラマン「しかし将軍、あなたの信じる悪魔道とわたしの信じる悪魔道は違う!」 悪魔将軍「バ、バゴア~~~バゴア~~~~~~~ッ!」 悪魔将軍の頭の無い首から血が噴き出した。 アシュラマン「我ら悪魔超人は人間どもを征服し支配することを最大の目的としているが、 それも正義超人とのルールある闘いに勝った暁にもたらされるもの! わたしの考える‘悪魔道精神‘には闘いのルールを破ってまでの支配略奪は許されない!たとえ極悪非道が売りの悪魔であっても試合に負ければそれを認め、リングを降りる潔さ、公正さ、行動の洗練さがなければダメだ!」 悪魔将軍「ぬ・・・ぬかせぇ~~~~っ、この悪魔将軍の‘悪魔道精神‘以外の悪魔道など存在せん~~~~~~っ!バンゴア―――――ッ!」 アシュラマン「ハアア~~~~~ッ、アアア~~~ッ」 悪魔将軍の放つ光線を受けて、アシュラマンの胸からリボーンダイヤモンドが浮かびあがっていく。 万太郎「ああ~~~っ、アシュラマンの胸からダイアモンドがぁ―――――っ!」 アシュラマン「アアア~~~ッ」 万太郎「ア・・・アシュラマンの顔がどんどん皺クチャになっていく~~~~っ」 アシュラマン「アアア~~~ッ」 アシュラマンの胸からリボーンダイアモンドが飛び出し、アシュラマンが元の年老いた体に戻った。 悪魔将軍「バゴアバゴア、も・・・元のじいさんに逆戻りだな・・・」 悪魔将軍がリボーンダイアモンドを砕いた。 スグル「ア・・・アシュラ・・・」 悪魔将軍「バゴアバゴア、そ・・・そうやって死ぬまでろ・・・老醜を晒して、い・・・生きていくがいい・・・」 実況「あ―――っと悪魔将軍、タイムリミット内にミートの残りひとつのボディパーツを奪えなかったために全身が崩れていく~~~~~っ!」 悪魔将軍「バゴアバゴア、さ・・・騒ぐな凡人ども~~~~っ、オレは不死身の‘恐怖の将‘だぁ~~~っ!ま・・・また何者かに取り憑き、こ・・・この次こそ本当に転生を遂げてやる~~~~~~~っ!!そ・・・それまで万太郎及び正義超人軍よ・・・首を洗って待ってるがいいぜ~~~っ」 悪魔将軍の体がバラバラに砕け散り、身体を構成していたダイアモンドが降り注いでいった。 万太郎「あ・・・悪魔将軍がバラバラにほ・・・崩壊しちゃった!」 スグル「万太郎、おまえたち新世代正義超人軍が悪魔超人35年ぶりの復活を瀬戸際で食い止めたんじゃよ――――っ!」 万太郎「そ・・・そうか~~~~~っ、やったんだねボクたちが~~~~っ!」 ダイアモンドは、悪魔の種子との戦いで命を落とし、大黒柱骨の一部にされていたアイドル超人たちにも降り注いでいき・・・ ハンゾウ「グ・・・グウウ~~~ッ」 ジージョマン「うう~っ」 もげたイリューヒンの頭が胴体に戻っていく。 スカーフェイス「ウ・・・ウウ~~~」 ケビン「ア、アア~~~~ッ・・・」 ケビンの全身を覆っていた砂金がはがれ、サンシャインの下半身に戻っていった。 サンシャイン「・・・?」 万太郎「ま・・・まさに地獄にそぼ降る再生のダイアモンドダストだ・・・ミ・・・ミート!ミ・・・ミートは、ミートは?」 ミートの体は悪魔将軍から解放されていた。 万太郎「・・・ミート――――ッ!」 スグルと万太郎がミートの体に向かう。 アシュラマンが息子、シバを殺めた時のことを思い返す。 アシュラマン「シ・・・シバよ、おまえは間違っていない!もしもおまえが悪魔超人の家に生まれてきたら、立派な極悪非道の能力の備わった悪魔超人一族の跡継ぎとなっていたんだ・・・そ・・・それをわ・・・わたしが自分の体に流れる、無秩序、無軌道、無慈悲な悪魔の血をかえりみず正義超人に宗旨替えなんてするから・・・シバよ、これからの人生はおまえへの贖罪のために生きていくよ・・・」 万太郎「い・・いよいよ最後のひとつのボディパーツ・・・」 万太郎がミートの体にミートの頭をはめた。 その手足が動き、ミートの意識が目覚めた。 ミート「に・・・Ⅱ世・・・スグルさまも」 万太郎「ミ・・・ミート!わかるのか―――っ!」 ミート「ウワアア~~~ン、ゴメンなさい~っ、ご迷惑をおかけして」 ミートが泣きながら万太郎に抱き着いた。 万太郎も涙ぐみながらミートを抱きしめた。 アシュラマン「グオラグオラッ!」 立ち上がろうとするアシュラマンにサンシャインが肩を貸した。 アシュラマン「サ・・・サンシャイン」 サンシャイン「悪魔にも友情はあるんだぜ・・・」 ミート「ウワア~~~ン、でも恐かった~~~~~」 万太郎「もう大丈夫だよミート・・・」 アシュラマン「‘悪魔にも友情はある‘か。そのセリフ、いつぞやも聞いたな。ね、年齢なんて関係ねえ・・・老いてますます正義超人打倒の夢が心の中で大きく猛ってやがる」 サンシャイン「協力するぜ。おまえが声をかけてくれれば、オレはいつだって」 万太郎たちに見送られながら、アシュラマンとサンシャインが何処かへ去っていった。 聞くにつけてもあわれなる~~~~ ふたつ、三つ、四つ五つ~十にも足らぬおさな子が~~~~ 賽の河原に集まりて父恋し、母恋し~~ 恋し恋しと泣く声は~~~この世の声と事変わり~~~~・・・ キン肉マンⅡ世 第一部 完
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登録日:2010/10/11Mon 22 41 58 更新日:2024/05/09 Thu 22 58 46NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 24年夏アニメ 80年代テレビアニメ 83年春アニメ 90年代テレビアニメ 91年秋アニメ CBC Production_I.G TBS ○○いやさ×× おわーっ だってゆでだから ゆでたまご ゆで理論 アニメ アメトーーク キン消し キン肉マン グ、グムー ゲッ… ゲーッ タッグ編はギスギスシーン多し パチスロ化 パチンコ化 プロレス リア充 串田アキラ 二人のジェロニモ 友情 壮大な物語 少年ジャンプ 屁のつっぱりはいらんですよ 心に愛が無ければスーパーヒーローじゃないのさ 日本テレビ 東映アニメーション 漫画 牛丼 矛盾を気にしたら負け 神谷明 読み切り版←ウルトラ戦士のキャラが木っ端微塵 読むとリア充になれる漫画 読者公募キャラ多数 超人 超理論 週刊少年ジャンプ 集英社 この世に完璧なものが一つだけある… それは正義超人の友情さ! 『キン肉マン』とは、ゆでたまごによる漫画作品。 『週刊少年ジャンプ』にて1979年~87年までの8年間連載され、2012年からは続編がWeb連載中。 単行本は本連載時までで36巻、短編エピソードなどを集めた37巻が発売。 そしてWeb連載版は38巻から刊行され、2024年4月現在84巻まで発売中。 目次 クリックで展開 目次 概要作品構成 連載に至るまで 「ゆで理論」と「尋常じゃない量の後付け設定」 読み切り版 アニメ版 テレビドラマ版 用語 主な登場人物 概要 中井義則と嶋田隆司による男性2人組のコンビ漫画家、ゆでたまごのデビュー作にして代表作。原型は作者が小学生のときにあったといい、持ち込み作となって『ジャンプ』編集部の目にとまり連載化された。 「超人」=スーパーヒーローと呼ばれる超人レスラー達の命がけのプロレス風味バトル漫画である。 最初は地球を侵略する怪獣退治をメインとした、ギャグ一辺倒だったが、それなりにシリアスな展開も混ざってきたり、流血などけっこう残虐なシーンもあったりする。 当初は超人=ヒーローの漫画内での呼び方といった感じだったが、その後悪の超人も登場しプロレス漫画に移行する中で「ヒーローでもある半神的存在、人類を越えた種族」との意味も込められるようになった。 キン消しや牛丼等、数々の社会的ブームを巻き起こした不朽の名作。 1997年から2011年には続編『キン肉マンⅡ世』、2008年から2013年にはパロディ作品『キン肉マンレディー』が制作された。 所謂「努力・勝利・友情」「正義VS悪」の王道的少年マンガだが、「主人公が不細工でリアルに人気がない」という当時としては珍しい作品でもあった。 読者公募から誕生したキャラがとても多いのも有名で、作者オリジナルデザインのキャラクターは、ごく初期のそれと、キン肉マン スーパー・フェニックスを除く(*1)運命の五王子ぐらいのもの。 準主役級のロビンマスクや、スピンオフの主人公になったラーメンマンでさえ、読者公募から生まれたキャラクター。彼らをデザインした読者にとっては一生ものの自慢になっただろう。 また、惜しくも直接の登場は叶わなかったが、他のキャラクターの能力や、姿のデザインのベースになった、応募キャラも存在する。 作品構成 作中ではエピソードの区分けが割としっかりしており、本連載は ○怪獣退治編 ○超人オリンピック編 ○アメリカ遠征編 ○第二次超人オリンピック編 ○七人の悪魔超人編 ○黄金のマスク編(七人の悪魔超人編と合わせて「悪魔超人編」とされる場合もある) ○夢の超人タッグ編 ○キン肉星王位争奪編 以上の8シリーズ構成となっている。(アメリカ編と第二次オリンピック編の間に宇宙野武士編があったりするが、ゆで的にはなかった事にしてほしいようである) 2012年からWeb連載では王位争奪編後から直接地続きになっており、 ○完璧超人祖始編 ○オメガ・ケンタウリの六鎗客編 ○超神編(仮) ○時間超人編(仮) に分けられる。 2020年8月17日より開始した調和の神ら12柱の超人の神が下天し超人となった「超神」たちが登場する新シリーズより電子媒体のweb連載と紙媒体の週刊プレイボーイと同時掲載を開始した。 なお、同じ本連載の続編として執筆されたWeb連載と『キン肉マンⅡ世』が直接繋がっているのかは未だにはっきりしておらず読者でも意見が分かれている。 作風の違いが大きすぎて繋がりをイメージ出来ないというのが一番の問題かもしれないが 連載に至るまで ゆでたまごが高校生時代(*2)に投稿した読み切りが当時の編集長・西村繁男によって見出され、高校卒業とともに連載デビュー。 西村曰く「子供でも落書きできそうな絵柄」。 当初は稚拙な絵柄と突拍子もない展開を揶揄されながらも「落ちこぼれヒーロー」が描く味わい深いストーリーと魅力的な新キャラクター達で人気を掴み、連載を重ねるに連れて働いているゆで(中井義則)の画力も向上。そして人気絶頂の中、人気絶頂の内に終了させたいとの理由から王位争奪戦にて完結を迎えた。 その後ゆでたまごは『キン肉マン』以上の作品を作ることが出来ず苦境を強いられるが、『キン肉マンⅡ世』のヒットで名声を取り戻す。ただし後半、特に『究極の超人タッグ編』は紆余曲折あって評価は芳しくなくなってしまったが。 年月を経てストーリーテラーとして熟練の域に達した嶋田隆司、Ⅱ世連載のために画力を一から鍛え直した中井は、Ⅱ世終了後に満を持して『キン肉マン』本編の新作を再開。 『Ⅱ世』における様々な失敗を活かし、それでいて東京大学卒の有能な担当(*3)と組んだゆでたまごは、深く熱く濃密なストーリーと衰えを知らないギャグセンス、圧倒的な肉体美の超人たちをもって、かつて『キン肉マン』を愛した男たちを少年の心に還らせている。 ちなみに「筋肉マン」ではなく「キン肉マン」表記となっているのは、作者が小学生だった当時「筋」の字が書けず、カタカナにしていた名残。 「ゆで理論」と「尋常じゃない量の後付け設定」 (『キン肉マン』という作品を読むにあたって理解しておくべき単語と事項について) 後付け設定というのは長期連載作品なら大なり小なり抱えてしまう問題ではあるが、この作品の場合量が半端じゃない。 例(ごく一部) ○序盤で出てきたギャグが後半で超重要設定になる ○キャラが死んで何の前触れもなく蘇って増えて死んでまた蘇る。後に超人墓場で一定期間働き、命の玉を四つ集めると復活できるという設定が登場した。 ○ビッグ・ザ・武道「俺はメインのボディの上にオーバーボディというものを着ているのだ」 …ゆでたまごはマイルドマンを投稿した少年の気持ちを考えるべきである。 一方「ゆで理論」は主に 「作中における、独自の物理・生物理論」 を表す際に用いられる単語である。 有名所を挙げると ○落下速度は重い物の方が速い ○両手×2倍のジャンプ×3倍の捻り=1200万パワー ○五倍…いや、十倍だ!! ○地球を逆回転させると時間が戻る ○前方後円墳は地球の鍵穴 ○ゲーッ!象の超人! etc. 挙げるとキリがない。 「意味がわからない」と思った人は御一読いただきたい、残念ながら恐らく読んでもわからないだろう。 事実読者にしてみてもワケがわからないのだ(作者自身も、という説すらある)。 実際、作者自身「整合性より勢い」「次の展開は来週の自分が考えてくれる」というノリで描いていたことを堂々公言している。 ……しかし、これらの矛盾・トンデモ理論を解決する魔法の言葉が存在する。 「ゆ で だ か ら」 これは、どんな超展開にも順応できる魔法の言葉なのだ。 例えば、 「なんでジェロニモが二人いるんだよ」 「まぁゆでだし」(*4) 「ウルフマンさっきカメラマン蹴散らしてたじゃん」 「まぁゆでだし」 「あのシリ誰だったんだよ」 「まぁゆでだし」 「ミートくんの頭の文字が1コマだけママになってたよ」 「まぁゆでだし」 ……まさに万能の言葉! ちなみにゆでたまご作品の中では『キン肉マン』のゆで理論・ゆで展開はまだ序の口。 『闘将!!拉麺男』『グルマンくん』あたりはもっと凄まじい展開が君を待っている。 この他、世界観の根幹にプロレス=超人レスリングがあることが前提になっているのもツッコまれるが、『キン肉マン』の世界では神様からして超人レスリングのルールに則っているので何もおかしくない。 それどころか、超人レスリングありきで世界が創られ、それを無意識下で神託として受け取った人類が歴史を紡いできた(意訳)とも取れる描写すらあるので、遺跡や文化財からニョキニョキとリングが出現しても何の問題も無いのである。 初見の方は、まず「少年の心」を持って『第一次超人オリンピック編』前後から流し読み、 続いて気に入ったシリーズをじっくり、 最後に最初からじっくりツッコミを入れつつ通して読む事をオススメする。 読み返す度にまた違った味わいが生まれる、スルメのような漫画なのだ。 特にWeb連載編以降はものすごい勢いで設定が追加されているので気になる人は見てみよう。 なお、最初期のキン肉マンは今の基準で見ると、作風があまりに違いすぎているためにおすすめはしにくい。 今でこそプロレス漫画として知られているが、最初期はギャグマンガとしてスタートしていたのだ。 本格的に超人プロレス漫画となったのが第一次超人オリンピック編からなのである。 ただそれ以降もギャグは入るし、超初期に使っていた設定がいきなり復活したりするのが困るところ。 …まあゆでだし。 読み切り版 読み切り版ではウルトラマンが出ていた。……と言うか彼らが主要人物だった。 読み切り版におけるスグルはキン肉星の王子ではなく、ウルトラ7兄弟(ゾフィー~レオまでの7人)の腹違いの弟でウルトラの父が酔いつぶれた勢いで飲み屋のオバちゃんに産ませた子と言う設定。 そのためか、幼少時代、腹違いの兄達や義理の母であるウルトラの母からいじめられていた。その仕打ちは、もはや正義の味方とは到底思えない。誰か歴代ゼットン呼んで来い。 当然ながら円谷プロから抗議を受け、今の設定に修正された。 なお、後にファンブック『キン肉マン 特盛』やコンビニコミックに採録。 「現在のウルトラシリーズの設定とは無関係」であることを注釈にて記載の上で、 円谷プロ側のご厚意により掲載を許可されたとのこと。それにしても、なんとも懐が広い話である……。 アニメ版 1983年~1986年・1991年に日本テレビ系で放送。アニメ製作は東映アニメーション。 原作の「夢の超人タッグ編」までとその後オリジナルストーリー「ザ・サイコー超人の挑戦編」「地獄の極悪超人編」を放送した。 なお、「夢の超人タッグ編」放送時に原作が追い付く展開になってきた為、本編を2ヶ月放送休止し、その後「夢の超人タッグ編Part2決戦!ピラミッドリング」で放送再開した。(*5) その後、原作最終章の「キン肉星王位争奪戦」を放送した。 1作目は子供向けを意識していることもあり、残虐な描写も精々赤くない断面図程度に抑えられたりしているほか、ギャグや時事ネタのオンパレードとも言っていい。裏番組や巨人の星ネタはもはや鉄板レベルで披露されたほど。 子供を笑わせるために描いた作品なのでお笑いネタならばオリジナル要素を入れまくってくれ というのが原作者じきじきのオーダーであった。 スポンサーである森永製品の宣伝やハレー彗星の解説など時代を感じる描写も多いが、原作初期より抑えられたとはいえ背景やモブに仮面ライダーやウルトラマンが書かれていたこともあった。おおらかな時代である。 一方で一部展開の改変だけでなく一部キャラの出番が増加しており、二階堂マリの正ヒロイン化、ナチグロンのレギュラー化、キン骨マン一同(イワオ、五分刈刑事、アニオリだがキン骨オババも)のコメディリリーフ化で原作とは一味違う作品となった。 キン肉星王位争奪戦では1作目から時代が変わったこともあってか、ギャグの頻度減少や画のリアリティ向上、原作設定とアニメ描写のいいとこどりが行われた(*6)。 また、各超人にテーマソングが用意され、「キャラクターソング」の先駆けとなった他、 初代OP主題歌「キン肉マン Go Fight!」も作品を象徴する楽曲として人気が高い。 2023年には「完璧超人始祖編」のアニメ化が発表され、2024年7月からCBCテレビ・TBS系列で放送開始予定。 製作会社はProjuction I.Gに変更され、スタッフ・キャストも一新された。 テレビドラマ版 2021年秋クールにWOWOWで放送。 正式タイトルは「キン肉マン THE LOST LEGEND」。主演は真栄田郷敦、綾野剛。 「キン肉マンを実写化すると関係者が謎の失踪を遂げる」という都市伝説を、架空の実写映画の製作という観点から描いた作品。 全体的に奇特な作風であるが、原作者のゆでたまごやアニメ版の主演声優である神谷明、そしてなぜかハリウッドザコシショウも登場。 また実写映画版の監督役として、映画監督である園子温が本人役で登場するなどかなり豪華なキャスティング。 エンディングはテレビアニメ版の主題歌を真栄田の趣味であるサックスで演奏。 用語 ※色々ありすぎるのでここでは基礎的な用語のみを記載する。 超人 読んで字の如く人間を超えた力を持った存在たちの総称。 割と括りは緩く、人間と変わらないようなのから獣人系やロボット、果てはトイレやルービックキューブ、ミキサーが人型になったようなのまで姿形は様々。 思想などによって派閥も存在しており、主に登場するのは「正義超人」「残虐超人」「悪魔超人」「完璧超人」など。 『Ⅱ世』では正義超人以外の無印時代から存在する派閥が悪行超人と一纏めにされる有り様であったが、web連載以降は「残虐超人」も「正義超人」の中に組み入れた上で「正義超人」「悪魔超人」「完璧超人」も派閥ではなく、三属性であるとされると共に各属性も改めての定義付けをされており、生まれた土地や名乗るに至るまでの過程からしてが違うという扱いに。 超人レスリング 超人同士による格闘試合。 序盤のギャグ編の頃からちょくちょく登場し、オリンピック編以降今作の基本となった。 試合形式は結構なんでもアリで、リングもコンクリだったり氷だったり石垣だったり。 ルールも割とハチャメチャで、流血沙汰どころか五体をバラバラにされて死ぬことも珍しくない。 ただどんな悪人であろうとリング内で戦うというルールは守っており、場外や試合以外で戦うことは殆ど無い。 超人強度 七人の悪魔超人編から導入された超人の持つパワーを数値化した概念。 この手の要素にありがちなパワーインフレを招いてはいるが、ぶっちゃけ漫画に登場してくるような超人ならばそんなに気にしなくおk。 友情パワー 正義超人たちが持つ結束力。互いの心を通じ合わせ時に限界を超えた力をも与える。 web連載以降は↓の火事場のクソ力の別の呼び方という扱い。 火事場のクソ力 窮地に立たされた超人が発揮する力。発揮した者の超人強度をも跳ね上げさせるという摩訶不思議な現象を起こす。 当初はキン肉マンが言ってるだけの特に深い意味は無い言葉だったが、話が進むに連れて重要な要素に。 無印でも、王位争奪編はこの力を巡って話が動いている。 無印(旧連載)の時点では基本的にキン肉マンのみの特殊な能力という扱いだったが、旧連載ラストの王位争奪戦編や『Ⅱ世』を経て同質の力の使い手が増えていき、web連載にて友情パワーも同質の力と決定されると共に、資格や素質のある者ならば発揮できるという能力となり、改めて世界観の中心に置かれるようになった。(巨漢に強いテリーマンとかも実際には発揮していたという説明に) 主な登場人物 ○キン肉マン 本名キン肉スグル。本作の主人公だが人気投票では7位。 マスクの中は(物理的に)光り輝くイケメンフェイス。 「へのつっぱりはいらんですよ!」 ○キン骨マン キン肉マンの反対で骨で出来ている。ドクロ星出身。 序盤のライバルポジション。 ○ミートくん 「肉」ではなく「にく」のほう。 キン肉マンを幼児化したような姿をしているが頭は良い。 ○テリーマン キン肉マンの最大の親友にして名解説役。登場当時は性格が悪かった。 「テリーマン現象」なる言葉を生み出す。 「そ…そういえば聞いたことがある…」 ○ロビンマスク “狂乱の貴公子”の異名を持つ元超人オリンピックチャンピオン。 マスクを脱ぎモップを被る事で「ミスター・バラクーダ」に変身する。 奇行も目立つが一番人気。 「ロビン戦法、“円は直線を包む”!」 ○ラーメンマン 元残虐超人だったが、キン肉マンとの戦いを経て正統派ファイトの楽しさに目覚める。 ウォーズマンとの戦いで脳に重大なダメージを負ったが、モンゴルマンとして復活。王位争奪戦でついにラーメンマンとして完全復活を遂げる。 「本当の殺人技とは、こういうのをいうんだ!!」 ○ウォーズマン キン肉マン打倒の夢を託すべく、ロビンが見出したロボ超人。 冷酷無比なファイティングコンピューターから、熱い魂を持った正義超人に生まれ変わった。 「ウォーズマン理論」はあまりにも有名。 「そしていつもの3倍の回転を加えれば……400万×3の1200万パワーだ!!」 ○ブロッケンJr. ラーメンマンに殺された、残虐超人ブロッケンマンの息子。 復讐のためにラーメンマンと戦うが、ラーメンマンの正統派ファイトに敗北し、以降は彼の弟子になる。 何かと体を張る。 「やるっつぇブロッケン!」 ○バッファローマン 悪魔超人だったが、キン肉マンとの戦いで友情の素晴らしさに気づき、以降はキン肉マンの頼れる味方になる。 こいつの強さを表すために超人強度という概念が登場。 これまでで最大の敵だったウォーズマンが100万パワーなのに対し、バッファローマンは1000万パワーであった。 「オレのド迫力パワーの前には、小手先の技など通用せん!」 ○ジェロニモ 黄金のマスク編から登場。この時はまだ人間だった。 悪魔六騎士の一人、サンシャインと戦う。変幻自在の砂を活かした攻撃に苦戦するも、アパッチのおたけびで勝利。その後、超人の神の試練を突破して超人へと生まれ変わった。 「だってオラは人間だから…」 ○アシュラマン 魔界のプリンスと呼ばれる、相方のサンシャインと並ぶ悪魔超人の顔役。 悪魔六騎士の一人として登場し、必殺の阿修羅バスターで読者に多大なインパクトを与える。 人気者ゆえに、正義超人の側に傾いたら傾いたで不幸な目に逢ってしまう苦労人。 腕が六本もあるのをいいことにか、毎回の様に腕を引き千切られたり、もぎ取られたりする。 Ⅱ世での復活は格好いいが、展開が展開なだけに複雑な感情を抱くファンも少なくなかった。 「カーカッカッカッカッカ」 ○ネプチューンマン 完璧超人で、正体はロビンマスクのライバルだった喧嘩男(ケンカマン)。 最初は凶悪なファイトを見せたが、徐々に自分流の戦いを取り戻して、最終的にはキン肉マンらと和解した。 Ⅱ世で再登場した際はかなり株を落としてしまったが、最終的に正義の心を取り戻した。 好感度の振り幅が最も激しいキャラ。 実は、ある男の野心に振り回されて人生を台無しにされていた事が後に判明する(アニメ映画の設定で色々矛盾が生じるけど)。 当項目冒頭のフレーズは彼の台詞である。 「ナンバーワーン!!」 ○悪魔将軍 悪魔超人界の首領にして、史上最もキン肉マンを苦しめた超人。 正体は現在の超人界で神として崇められていた古代超人ゴールドマンこと、黄金のマスク。 作者も「格を落とさないように」描くのを心がけている程のキャラクターで、作品を代表する最強の超人の一人である。 昔はノリノリで悪役を演じていた。 「フン!」 ネタ的な登場人物 ○ベンキマン 超人オリンピック・ザ・ビッグファイトに出場した、古代インカ帝国出身の超人。 対戦相手をボディについた和式便器に流す戦法を得意とするが、キン肉マンが便器にパンツをつまらせてしまい敗れる。 頭にはウンコのオブジェがついていたが、アニメでは水道の蛇口に変更されていた。 Ⅱ世ではすでに故人だが、弟子のウォッシュ・アスが登場する。 「超人総選挙2013」では29位になり、彼を主役にした短編が発表された。 「ウンコとして排出しようにも私にはケツの穴がないからなウ~~ム…」 「かまわぬ 思いっきり ひるのです」 ○プリプリマン 尻。誰が何と言おうと7人の悪魔超人の1人。 ○ビッグ・ザ・武道 前述したマイルドマンの中身で完璧超人の一員。 剣道着姿で十万年近くテムズ川の底に住んでいた。 「剣道柔道空手道、ありとあらゆる武道の頂点を極めた私が恐れるものなどネプチューンマン以外他にない」 ○レオパルドン 登場して5コマで倒された伝説の超人。 読者からは死んだとばかり思われていたが、後々生きてた事が判明。さらに正義超人だった事も判明した。 そして現行シリーズでもまさかの再登場。それだけでなくまともな試合も描いてもらえた勝敗はともかく。 「次峰レオパルドン行きます!」 「グオゴゴゴ」 「ギャーッ」 「もう二度と瞬殺超人とは…言わせないーっ!」 ○アスタリスク ……誰それ? ○大魔王サタン 七人の悪魔超人編から暗躍してきた悪の権化だが、オメガ・ケンタウリの六鎗客編でまさかのネタキャラ化。 「我は悪の権化 大魔王サタンであるぞゲキョゲキョ〜〜〜ッ」 「好き放題しやがって~」 「ゲギョガーッ」 追記・修正は牛丼をお供にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-11-24 22 31 22) 今回のシリーズはサタン編でいいのかな -- 名無しさん (2018-01-01 18 39 54) パイレートマンとマリキータマンの「煽りつつも相手の長所を認める」やり方を見ると、こいつら実はカウンセラーにも向いてるんじゃねって思えてくるw -- 名無しさん (2018-01-15 14 51 54) どうでもいいことだが、なぜか62巻から全部の漢字にふりがなが入った。 -- 名無しさん (2018-03-06 08 55 20) 王様なのに置いてけぼりにされたり真弓もずっと地球に滞在してたし暇な時は本当に暇なんだろな -- 名無しさん (2018-05-19 18 32 12) ↑忙しい時はスケジュールが詰まってて暇な時は真弓みたいにブラブラできる感じなんじゃない -- 名無しさん (2018-08-19 13 16 45) 最近改めて読み返しているが、七人の悪魔超人の時といい無量大数軍の時といい、正義超人がファン感謝デーをやると必ず地獄デーに変わる法則性があるんだろうかw -- 名無しさん (2018-09-02 17 00 11) というか、穏やかな日々なんてあたえねーよっていう意思があるよなw -- 名無しさん (2018-09-02 23 20 59) ↑1,2 キン肉マンを衛星軌道まで飛ばして、悪魔超人復活のきっかけを作ったあのデブ女は、サタンの手先説をあげてみるww -- 名無しさん (2018-09-03 15 00 17) 逆に言えば感謝祭やらなかったら平和なんじゃね -- 名無しさん (2018-12-01 16 10 03) ↑3 始祖編自体が悪魔超人編の総仕上げみたいな話だったこと考えると、お祭してたら敵が襲撃してきた……って構図はそもそも意識して描かれたものなのかもね -- 名無しさん (2018-12-01 18 50 32) 最後の設定…そら円谷も抗議するわ…w -- 名無しさん (2019-01-02 20 46 34) 始祖編、あれたった2日間の出来事だって知ったときは驚いた。特に1日目の濃密さは半端じゃない -- 名無しさん (2019-01-03 16 46 55) 学研さんすげぇな -- 名無しさん (2019-03-07 14 51 48) ジェロニモが2人いるのは幽体離脱吹いた -- 名無しさん (2019-06-23 10 14 19) 公式で40巻まで無料だから読んでみたけど、「あの漫画のあのシーンってこれのパロディだったのか…」ってのがメチャクチャ多くてビックリした。どんだけ後世の作品に影響与えてるんだ… -- 名無しさん (2019-06-26 17 48 14) 今のサタン編終わったら巨悪や陰謀のない、正義・悪魔・完璧各陣営で入り乱れての純粋なトーナメントとかやってほしいな。 -- 名無しさん (2019-06-26 17 58 17) 「やるっつぇブロッケン!」 これキン肉マンの台詞なんだが -- 名無しさん (2020-01-28 16 24 32) おのれコロナめ -- 名無しさん (2020-04-13 00 53 24) 『搾取or寄生対象に絶滅されたら自分達もヤバいから』なんて下衆な理由だとは言え実際に知恵や力を貸してくれる分サタンや邪悪の神々の方が協力的で慈悲深いのでは…?あるいはそうせざるを得ないほど調和の神がヤバいのか… -- 名無しさん (2020-04-16 20 40 57) いやホント……2ヶ月待っただけの甲斐がある上、舌を巻くほどの伏線回収、キャラの立て方、そしてアリステラの泣き顔と見どころ満載すぎないか……シナリオがすげえ -- 名無しさん (2020-06-29 12 40 27) いっぱいいっぱいになりながら、恨みで身を燃やしながら駆け抜けた男が心から恨みを捨てて、宿敵と真に分かり合えた涙は実に来るものがあるね。アリステラというキャラをここまで丁寧に描いてるからこそ描ける一コマだったわ今回の -- 名無しさん (2020-06-29 13 05 23) いよいよキン肉マンワールドの行くところまで行ったって感じだし、次がどうやら最終章っぽいな……まぁオメガ6人だけで3年かかった事、次のエピソードは12人も敵がいる上に正義悪魔完璧オメガ偽王子のウルトラドリームチームで迎え撃つであろう事を考えると普通に10年くらいかかりそうだけど -- 名無しさん (2020-07-13 05 19 33) 最初期のキン肉マンはお薦めし難いとあるけど、情緒的な話も多くて単発エピソードでは好きな回も多いんだけどな…スグルもブレてないし。(寧ろヘタレになったのは超人レスリングするようになってから) -- 名無しさん (2020-08-17 02 37 30) ↑2 その間にゆでたまごの片方がボケないか心配 なんだかんだアニメ化もII世続編も楽しみだし -- 名無しさん (2020-09-19 01 43 19) 神12人多いなと思ったけど、なんだかんだあと10人。しかもフェニ、ビグボ、ゼブラ、ロビン、ジェロニモ、アシュラ、アリスは白星フラグ立ってるし、悪魔将軍が次世代の牽引者として見初めたキン肉マン、バッファローマン、ネメシスも勝つだろうと思うと残りは全員黒星かな…… -- 名無しさん (2021-04-08 11 42 22) ジャスティスが最終試練とか言い出してラスボスになったりして。名前や肩書も不偏の概念だし・・・ -- 名無しさん (2021-06-15 00 03 52) ネメシスじゃなくてネプチューンマンがきたかー。バッファローマンは予想してたがウォーズマンもきたかー。 -- 名無しさん (2021-07-19 06 26 18) 加速度的に話つまんなくなってきたが、担当編集のヤマちゃん外れたんか……? -- 名無しさん (2021-10-13 14 31 30) 超神編以降音沙汰が無いマリポーサやゼブラ、アリステラの援軍約束の件と言い、神の座をかけた椅子取りゲームでは終わりそうに無い予感はするが…? -- 名無しさん (2021-11-23 22 22 18) 始祖編以降パワーダウンした、ではなくて実際に超人の神が出て来ても始祖より強い敵ではなかったという事実。そうして踏まえて見てみると天上界に行ってからの方が本番なんだろうな。寧ろ天上界が無傷で残ってるとは思えない展開なんだが。 -- 名無しさん (2022-04-21 22 58 35) 今SNSで作者がキン肉マン関係の質問に答えてくれてる -- 名無しさん (2022-10-23 13 14 40) 筋肉マン直撃世代にとってキン肉マンはどんな存在なのだろう? -- 名無しさん (2022-11-21 23 01 24) いまでいう『鬼滅の刃』みたいな衝撃を与えた作品とか『ONEPIECE』みたいに長い世代にわたる大人気作品? -- 名無しさん (2022-11-21 23 03 22) 祝・新作アニメ制作決定。やはり完璧始祖編からになるのかな -- 名無しさん (2023-03-17 00 18 39) 松島みのりさんとか郷里大輔さんとか亡くなった人も多いし声優は変更だろうね。 -- 名無しさん (2023-03-17 00 30 48) ↑3当時のジャンプを牽引した看板作品の一つだったが、昭和の漫画にありがちな勢い重視の展開だったのでブーム終焉後はそのままフェードアウト・・・と思ったら終了10年後にキン肉マンの息子の話をプレイボーイで連載し始め、TVアニメにもなる位の人気は博したが途中で迷走してフェードアウト・・・と思ったらその後にジャンプ連載時の正当な続編をweb連載で開始したところ、これまでとは一味も二味も違う重厚な話作りを見せて、今が作者の全盛期とまで言われるほどの傑作になった、という感じ? -- 名無しさん (2023-03-17 11 02 19) ↑2存命の人も半ば引退状態だし、雇用コストのこともあるしで、それが普通だろね -- 名無しさん (2023-03-17 11 15 22) 旧作同様東映制作なら年単位の放送枠が期待できるから来年の日曜朝9時の枠で旧シリーズから完璧始祖超神編と作ってください。 -- 名無しさん (2023-03-17 12 11 01) アニメが今から楽しみだ -- 名無しさん (2023-03-17 15 24 58) バッファローマン乃村さんやニンジャ平田さんみたいにⅡ世声優に実質代替わりの人はどうなるんだろう? -- 名無しさん (2023-03-17 16 09 15) 始祖編4クール、が無難な予想な気はするけどそれはそれでアニメの世界線だと超人閻魔倒されてる事実をどう処理するかよな……いやまアニメの世界線は無かったことにして原作の世界線でそのままアニメ化すれば解決することはするけど -- 名無しさん (2023-03-17 18 51 50) 新アニメ化おめでとうございます。 -- 名無しさん (2023-03-17 19 55 48) ↑2 まぁ、普通に以前の戦いを振り返るにしても原作ベースに改められる感じだろうな、と。 -- 名無しさん (2023-03-18 08 35 27) 旧アニメ版の設定拾うとビビンバとかも完全にバッティングするし、始祖編やるとしたらシンプルに過去の出来事も原作準拠でやると思うわ。 -- 名無しさん (2023-03-18 09 13 14) つーか、II世のアニメの時点で原作準拠になっててビビンバが妻だったぞ -- 名無しさん (2023-03-18 09 36 14) ↑×2 声優もそうだけどカラーリングもアニメカラーか原作カラーになるのかが楽しみ -- 名無しさん (2023-03-18 11 41 06) キン肉マンはもう主人公じゃない、完璧超人編の主人公はネメシス、バッファローマン、超人閻魔、ゴールドマンで六鎗編の主人公はオメガマンとビックボディとフェニックス、超神編の主人公は前半はビックボディとフェニックスで後編はバッファローマン、完成されすぎてキン肉スグルじゃ物語を作れないんだろうね -- 名無しさん (2023-05-08 09 12 22) 「筋肉マン」でも「キンニクマン」でもない「キン肉マン」は字面のバランスが完璧なんだよな改めてみると -- 名無しさん (2023-05-08 10 26 29) II世はなかった扱いしてるのかと思ったら、別時空ではあるけどちゃんとつなげてくるとはなぁ… -- 名無しさん (2023-06-19 16 17 00) つべの配信観てるけど、中野さん結構薄情というか自分本位やね… -- 名無しさん (2023-08-15 18 49 32) 新アニメ東映制作じゃないのか…ProductionIG制作で完璧始祖編のみなら4クールは欲しいな。 -- 名無しさん (2023-09-29 22 19 48) ↑まぁ、声優は一新である事が確実だね。 -- 名無しさん (2023-10-14 18 58 30) ↑×2旧作の声優さんも鬼籍に入られた方がいるので令和のキン肉マンは声を新しくした方がいい。 -- 名無しさん (2023-10-14 19 06 57) まあ王位争奪編もキン肉マンとか以外は一新してたからね -- 名無しさん (2023-10-14 19 18 06) 前から思ってたけど悪魔超人てアットホームよね… -- 名無しさん (2023-10-30 16 03 25) そういえば、最後は一周回って怪獣・超獣と戦うのでは?って考察・予想があったが………どうなんだろ? -- 名無しさん (2023-11-30 23 24 03) 名前 コメント
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登録日:2019/09/02 Mon 19 07 10 更新日:2024/02/27 Tue 20 09 41NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 DOBOKU星 キン肉マン キン肉マンⅡ世 ノーリスペクト パワーファイター フォークリフト フォーク・ザ・ジャイアント ヘルメット 囚人 土木作業員 墓場のクソ力 巨漢 悪行超人 憎 昆虫採集 森川智之 殺人犯 犯罪者 短気 網走 超人 超人レスラー 重機 いいぜ~~~っ 殺人は… なんせ数分前までガミガミ怒鳴っていた男が… 次の瞬間にはひと言も発しなくなるんだからな… 所属:悪行超人 身長:287㎝ 体重:438㎏ 出身地:DOBOKU星 超人強度:145万パワー 声:森川智之 【概要】 キン肉マンⅡ世に登場した超人。 ハンゾウ、ボーン・コールドと共にキン肉星の征服を企み、それを阻止しようとしたキン肉星の兵士を650人も惨殺して終身刑となった極悪超人集団「NORESPECT(ノーリスペクト)」のひとり。前科463犯。 超人年齢は25歳で、誰かから命令や指図されるのが大嫌いな性格。 「NORESPECT」が殺害したキン肉星の兵士650人のうち、203人を殺害している。口癖は「グロロロ~」 巨体を有するフォークリフトの超人で、見た目通りのパワー殺法を得意とするが、意外にスピードもある強敵。 憎しみをパワー源としており、憎しみが高まると額に「憎」の文字が浮かぶ。 キン肉星刑務所に収監されていたが、万太郎が真の火事場のクソ力を得るための「火事場のクソ力修練」の対戦相手として釈放され、北海道の網走監獄博物館にリングを構え、万太郎を待ち受ける。 元々根っからのワルだったわけではなく、10年前の15歳の時まではある惑星の採石場で作業員として働いていた。 しかし、そこの親方と衝突し、カッとなって親方を殺害。 全宇宙指名手配犯となり逃亡中に追っ手を次々に惨殺し、5年前に「NORESPECT」を結成、キン肉星征服を企むに至った。 「NORESPECT」全員がそうだが、出身地がキン肉星やモクテスマ星のように完全な架空の星という珍しい特徴がある。 ザ・ニンジャと因縁があり後にアイドル超人入りしたハンゾウ、イケメンかつ実力トップでキン骨マンの息子という衝撃の過去が明かされたボーンに比べると印象に残りにくいのは否めない。 それでもノーリスペクトの先鋒として火事場のクソ力チャレンジの過酷さを表現するには十分な強敵だった。 【技】 ・デンジャー・フォークリフト 胸のフォークリフトで相手を跳ね上げたり、真っ直ぐ突っ込んで攻撃する技。 一度だけ「デンジャラス・フォークリフト」と言ったことがある。 ・串刺し昆虫採集(インセクトコレクション) 相手を「デンジャー・フォークリフト」で跳ね上げた後、さらに上空に回り胸と両ヒザのフォークリフトで相手を串刺しにするフォーク・ザ・ジャイアントの必殺技。 かつて、親方を殺害したのもこの技。 ・ディザスター・タンク 足を変形させて戦車のような形になって突撃する。 ・スリーウェイ・ダンス・インパクト ヘッドロックの状態からジャンプし、まず胸のリフトに背中を叩きつけ、続いて右足のリフトに脳天をぶつけ、最後に左足のリフトで相手を蹴り上げる。 ・フォークリフト・クラッシュ 胸と両ヒザのリフトをジョイントさせる「フォークリフト・ジョイント」から繋がる技。 ジョイントさせたリフトで相手を挟み潰す。 ・キャタピラー・ラップ ディザスター・タンクのキャタピラで相手の身体を引き裂く。 【活躍】 「火事場のクソ力修練」マッチ第一戦の相手に選ばれ、北海道の網走監獄博物館にリングを用意し、万太郎を待ち受けるが試合開始まで身柄を拘束しようとしたセイウチンに襲いかかり、「串刺し昆虫採集」で重症を負わせる。 一度は逃げ出した万太郎だったが、殺されたキン肉星兵士の息子、トポルからのメールで奮起。 リングを鋼鉄の格子で囲んだ「ランタン相鉄監獄デスマッチ」で試合が開始される。 万太郎は巨体のフォークは動きが鈍重で反応がにぶいと見てタックルを仕掛けるが、フォークはその巨体に似合わぬ素早さでローリング・ソバットを放つと、これまでの戦いのように自分の限界を考えず突っ込んで来る万太郎をいいように痛め付ける。 しかし、試合を観戦していたミンチの「大胆ではなく細心」「力ずくではなくしなやかに脱力」という「ライオンの闘い方」のアドバイスを受けた万太郎に関節技を決められてしまう。 反撃されてピンチに陥るが、フォークはこれを力ずくで無理やりに外すと、今度は「ディザスター・タンク」で戦車に変形してリングを囲む格子を登り、万太郎を串刺しにする。 さらに、「世の中を平和にするため、全ての人々を幸せにするため」に戦っているという万太郎に、「これまで万太郎に倒された相手は万太郎を四六時中恨みに思っている」と言って精神的にも追い詰める。 そして、観客席に現れたチェック・メイトの姿に動揺する万太郎にとどめを刺そうと場外で凶器攻撃に出ようとするが、何と、チェック・メイトがこれを阻止。 チェック・メイトは万太郎を恨みに思って現れたのではなく、万太郎との戦いで初めて得た試合の充実感を確かめに現れたのだった。 試合を決めようと万太郎に猛攻をかけるが、チェック・メイトの声援で立ち上がった万太郎にロメロ・スペシャルに捕らえられる。 完璧に決まった技に身体に亀裂が入り始め、ギブアップを促されるがフォークは拒否し、何と自ら両手首を引きちぎり技から脱出。 逆転を狙って「串刺し昆虫採集」を放つが、万太郎はブリッジで身体を丸めてリフトの隙間に入り込んで回避すると、今度は万太郎の「マッスル・ミレニアム」を受けてしまう。 完璧に必殺技を食らいながらも一度は立ち上がったが直後に倒れ、崩れ去った。 試合後、死を覚悟したフォークだったが、万太郎から「生まれつきの悪人なんてこの世にいやしないよ」、「面白い闘いだったよ」と諭され自分の「氷のランタン」を破壊。 そして、「こんなに気持ちのいい試合は初めてだ…」と言って、再びキン肉星刑務所に連行されていった。 【余談】 CVの森川氏はレギュラーキャラであるテリー・ザ・キッドの役でも知られる。1世の頃もそうだが、キン肉マンシリーズはレギュラーであっても数か月出番がないことが珍しくないため、多くの声優が正義超人と悪行超人で兼ね役を行っている。 ちなみに初代にも重機がモチーフの超人はいたが、全く活躍できなかった。 ノーリスペクトの3名はそれぞれ「巨漢で相手を貫く技が得意」「敵の顔を奪い取る」「髑髏のような外見の超人ハンター」と、キン肉マンと戦い心を通わせていった強敵たちと似ている点が見受けられる。 いいぜ~ 追記・修正は… なんせ数分前までガラガラだった項目が次の瞬間には良項目になるんだからな… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デザイン的にもし仲間になったとして戦っても使いにくそうだな。もしも二世リメイクあっても省かれそうな超人候補かな -- 名無しさん (2019-09-02 21 46 10) シルエットが何となく、Vジャンプ版に出てきたthe・ファックスに似てる気がする。 -- 名無しさん (2019-09-02 22 21 32) 口癖がザ・マンと同じなんだよな -- 名無しさん (2019-09-02 22 33 55) ハンゾウが味方として再登場、ボーンが旧作関係者と考えると、いまいち影の薄いお方 -- 名無しさん (2019-09-03 09 22 18) 完璧超人始祖が粛正やったときの下等超人たちのなかに似たようなのがいたな -- 名無しさん (2019-09-03 10 27 48) キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人でもハンゾウ、ボーンが実装されたのに未実装… -- 名無しさん (2019-09-03 16 01 39) ↑CGモデルの都合とGC版だと何より因縁のあるキャラがいないのもある。 -- 名無しさん (2019-09-03 21 01 58) もし2世を始祖編みたいにリメイクしたら株爆上がりしそうな奴 -- 名無しさん (2019-09-04 00 36 14) >万太郎から「生まれつきの悪人なんてこの世にいやしないよ」 ヒカルドにも同じ事を言ってやれよ -- 名無しさん (2019-09-05 19 29 20) 最終的に万太郎にフォークと戦う事を決意させたのが、凛子の写真じゃなく子供の言葉だったのが地味に好き -- 名無しさん (2021-09-01 00 52 07) ↑結局万太郎は凛子の写真のこと忘れちゃってるんだよな。状況的にそれどころじゃないというのもあるけど、KKDのラストで凛子に会いに行った時も誕生日を祝うだけで写真には一切言及していない -- 名無しさん (2022-07-13 10 20 41) 名前 コメント
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登録日:2020/02/06 Thu 09 33 50 更新日:2024/04/10 Wed 18 20 00NEW! 所要時間:約 47 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 エンターテイナー キン肉マン キン肉マンⅡ世 ゲギャゲギャ ゲギョゲギョ コメント欄ログ化項目 ゴミ屑マン サタン サタンマン サタン様 サンドバッグ ジェネラル・ストーン ダイヤモンド デスタムーア バゴアバゴア パシリ ヒールレスラー ラスボス ラスボス候補 下衆 不死身 使い走り 前座 外道 大魔王 大魔王サタン 契約 小者 悪魔 悪魔将軍 悪魔超人 憑依 消化試合 生まれながらの悪 純粋悪 絶対悪 舎弟 負の遺産 超人レスラー 邪悪 郷里大輔 魔王 まばゆき光あるところ 必ず深き闇もまたあり ああ憎い・・・ 大魔王サタンとは、漫画『キン肉マン』の登場キャラクターというか、何というか。 CV:郷里大輔 概要 性格 【戦闘スタイル】【特殊能力】 【得意技・必殺技】 遍歴 【初代】7人の悪魔超人編 黄金のマスク編 『夢の超人タッグ編』以降のサタンと悪魔超人 【キン肉マンⅡ世】『悪魔の種子編』 『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』 『キン肉マンⅡ世~オール超人大進撃~』 『キン肉マンⅡ世外伝 テリーザキッドの夜明け』 【新章】『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編』 『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』敗因 【結局サタンって何者なんだ?】 【余談】 概要 キン肉マン世界における最大の巨悪的存在。そして期待の新人にして本作屈指のネタキャラ。 主な説明としては“この世の怨念の集合体”であるらしいが、現行シリーズでの発言から、元々は天上の神々とも関連があるのではないか?とも予想されていた。 単にサタンと呼ばれることもあるが、そのままだと“サタン”と呼ばれる、形而上学上の悪魔の王と区別し難いためか、肉世界の物は大魔王サタンと、冠詞まで付けて呼ばれる(名乗る)ことが多い。 ただし、これも最近になってから漸くまとまってきた話であり、以前は 悪魔 サタン 悪魔サタン 魔王サタン 魔界の領袖サタン ……等と、呼ばれ方が一貫していなかった。 初登場は『7人の悪魔超人編』と息の長い悪役ではあるが、「なんだかよくわからないけど悪いやつ」的な曖昧な描写をされる事が多く その正体らしきものがようやく語られ始めたのは、web連載に移行した2010年代も末になってからである。 主に登場する時にはカリカチュアされた悪魔の“影”や“幻影”とも呼ばれる姿を執ることが多いのだが、 続編の『Ⅱ世』では悪魔将軍の姿をとった“恐怖の将”として、 web連載の『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』では、冒頭で巨大な悪魔としての姿とまさかの実体化を見せており、本性と同様に真の姿も定かではない。 後の新章で実体化した際は スカーフェイスまたは実在レスラーの獣神サンダーライガーのコスチュームを白と紫のメタリックにしたような豪華な鎧 炎を模したようなトゲが生え回転する籠手 顔面全体を覆う悪魔の顔を模した(*1)鉄仮面 サタンの影を表現するように幾重にも裂けたマント ガンマンやシングマン並みの屈強な巨体 と、そのどことなく悪魔将軍を思わせつつも洗練されていない(・・・・・・・・)昭和テイスト溢れる一目で分かるゴテゴテの悪役デザインは読者にも好評。 よく見ると顔や実体化前のシルエットなどこれまでのサタンのイメージを基調としたデザインであり、ベルトに悪魔将軍と同じシンボルマークやアシュラマンのひさしもある。 性格 率直に言って最低のゴミ屑 基本的にどのシリーズでも共通して性格は傲岸不遜であり、狡猾にして悪辣。 言葉巧みに他者の心の隙間を突き、様々な形で自分の都合の良いよう動かす為に虚言や甘言で唆す手段を取るが、他者の存在は「自分にとって便利な手駒か否か」以外の価値を見出しておらず、情の類は皆無。 利用価値を見出さなくなれば平気で他人を裏切って使い捨て、約束を反故にする事を厭わない冷酷非道な卑劣漢である。 こうした特徴は、主な配下であった悪魔超人達とも共通している……と言いたい所だが、サタンの影響の及んでいない際の悪魔超人達の行動や主義主張は旧連載の頃からサタンと一致していたとは言い難く、現行までのシリーズにて設定が補完されてきた面もある。 巨悪ではあるが同時に慎重な一面を持ち、積極的に表舞台に顔を見せるような真似は好まず、事件の裏で糸を引く黒幕というスタンスを徹底していた。 ……一方、下記の様に巨悪であるにも関わらず喋り方に威厳もクソも無いのも特徴の一つ。 一応、「サタンの声を耳障りに感じる超人=正義超人」と判断して攻撃したという理由はあるが。 【戦闘スタイル】 『究極の超人タッグ編』までは常に影としての登場であったために、リングに立って直接戦うことはなかったが、様々な能力で正義超人達を苦しめた。 『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』で実体化した際は圧倒的なフィジカルに物を言わせた技を見せ、その破壊力は手負いとはいえ屈指の強豪であるオメガマン・アリステラを一方的に蹂躙するほどである。 大柄なアリステラを片手で投げるほどの怪力を発揮し、エルボーによる攻撃を得意とする。 ……が、よりによって試合相手が完璧超人始祖の一角であるジャスティスマンだったのが運の尽き。 その上、長年謀略を駆使することに腐心していたためか、自分ではザ・マンにも食らい付けると思い込んでいたパワーは完璧超人始祖には通用するレベルではなく、実際の試合は良い所なく惨敗を喫してしまった。 ただし、初試合で良いところが全く無かった事や、ジャスティスマンの徹底的に見下した罵倒と発言から弱いと誤解される事も多いが、決して弱い訳ではない。 ジャスティスマンとの試合においてもその強烈すぎる攻撃を特殊能力無しに幾度となくその身に受けており、タフネスも並大抵ではない。 あくまでも超人種の頂点に立つ完璧超人始祖クラスに届かないだけであって、先述の通り(手負いとはいえ)現世代超人ならば最強クラスのアリステラを蹂躙しキン肉アタルに決死の覚悟をさせる程の力は持っている。 マイクアピールに関しても、ヒールらしい煽りを得意としている。 総合格闘技に近いガチガチのファイトスタイルで戦うジャスティスマン相手に、曲がりなりにもマイクパフォーマンスを駆使して試合を盛り上げた点については、読者からの評価も高い。 とにかく、相手が悪かったとしか言いようがない。 尚、ゴールドマンなどの他人に憑依していたときの技は基本的に依代由来と考えてそちらの項目へ。 【特殊能力】 落雷 攻撃や挨拶代わりの破壊など、最も使う機会が多い。「悪魔の制裁」として直接当てるのではなく街灯を折ってバッファローマンに突き刺すという使い方も。 ジェネラル・ストーン 超人をドーピングし、醜悪の心を開放する 恐怖の将 の身体の一部でもある蠱悪のダイヤ。 バッファローマンには「きたねぇダイヤ」「下品な宝石」と吐き捨てられている。 「Ⅱ世」に登場した「悪魔の種子」たちの前身は、元レスラーのアシュラマンを除けば強い弱い以前にまともにリングに上がったことさえない一般超人であり、その強化の度合いは安易かつ凄まじいものがある。 また、昨日今日手に入れた力でブーストがかかっているだけのド素人にも関わらず、悪魔の種子たちはまるで自分たちが百戦錬磨の強豪悪魔超人であるかのように振る舞っており、当人の意識や記憶さえも戦闘に特化した形に収斂されていってしまう効果を持つことが見受けられる。 一時的にサタンを騙すために悪堕ちの芝居を打ったバッファローマンも、ダイヤを受け入れて理性を失い狂暴化しかかっており、その精神汚染はかなり早い。 手にしたものの体内に埋め込まれるが、敗北すると抜き取られミイラとなる。 ジェネラル・パラストへ乗り込むために騙し取ったバッファローマンが投げ捨てた拍子にヒビが入り、万太郎の攻撃で粉砕されるので強度はかなり脆いようだが、再生アシュラマンに脚として合体したときは万太郎の掌を切り裂く硬度となった。 ちなみに欠片はコンステレーションの星の代用になる。 投げ捨てたバッファローマンにコンステレーションが「望んでも手に入るものではないというのに」と怒るなど 貴重な物のようでもあるが、求めた者には即時授けられるため劇中ではお手軽なチートアイテムという印象が強く、 これで強化された悪魔種子に対しても元祖悪魔超人であるサンシャインは「あくまで(花や実でなく)種子にすぎねえ」と苦言を呈していた。 安易な外付けパワーアップを毛嫌いしているゴールドマンとしてもまず用いない手段であり、「Ⅱ世」の恐怖の将=100%のサタンという裏付けになっている感がある。 黒後家蜘蛛の囁き(ブラックウィドーズ・ウィスパー) 巨大なクロゴケグモ(*2)を対象の体内に送り込み、 その胸にクロゴケグモの腹部の赤い模様が大型化した赤い砂時計を浮かび上がらせ、その砂が落ち切る 三日後の準決勝、試合開始のゴングが鳴った666秒後に必ず死に、死ぬ直前、サタンの生贄となるという呪いを与える。 砂が落ちるにつれて対象となった人物は衰弱するが、キン肉マンの場合は 気力で一時的に砂時計を隠して影響がないかのように振舞うこともできた 。 解呪の方法は、対象を愛する者の中に一人だけいるキーパーソンと抱擁を交わすこと。 キーパーソンの条件はサタンが詳細を説明する前に時間超人に追い払われ、キン肉一家とテリーマンは「被害者に対して最も愛を持っている人間」と見ているが ナツコは「サタンが無作為に選んだ」ライトニングは「絶対に解らぬようサタンが選び出した」と語っており、実際に愛情の深さが関係しているのかは不明。 ちなみに真弓がスグルを抱擁すると 何故か砂の速度が速まった が、これに関しても特にサタンからの説明はない。 わざわざ解除できる条件を設けた上で教えてくれることについては「一縷の希望はかえって絶望を倍加させる」というサタンの悪趣味なサド趣味によるもの。 これを見た時間超人のライトニングも「ジョワジョワサタンのやつはこの上ねえ悪だぜ」と苦笑交じりに賞賛している サタンはキーパーソンを説明する前に追い返されたが、儀式の参加者達はキーパーソンの名前からその意図まで全て知っており、何らかの方法で伝えられるらしい。 負のパワーを込めるほど精度は増すとされ、儀式への途中参加も認められる。 尚、砂時計の中身は 砂鉄 であり、 磁気によって上に戻すことができ 、全ての砂が戻ると クロゴケグモが逃げ出す 。 わざわざクロゴケグモを使う理由は、愛を忌み嫌うサタンにとってはメスがオスを食い殺す性質が好ましいため。 結界 宇宙空間に浮かぶ謎の心臓から放たれる稲妻状のバリア。 マッスルガム宮殿・魔界・超人墓場を同時に封じ込め、ラーメンマンの蹴りでもびくともせず、残虐の神でさえ超人を一人出すだけでパワーを使い切ってしまうという強力な代物。 サタンの制裁の一撃 影の口から、鋭い円錐形の鉄の杭を吐き出し、制裁対象を貫く。 誰が呼んだか「魔王一本杭」。 【得意技・必殺技】 急角度スープレックス さあ制裁の時間だ! アリステラの引きちぎれたオメガハンドの指部分を強引に掴んで繰り出した技(その為、ダブルアームスープレックスにも見えるし閂スープレックスにも見えるという判断の付けにくい形に)。 空中に舞い上がってからの垂直落下技のため、まともに受けたらアリステラの絶命は免れないと思ったのか、アタルは自らをクッションとすることで阻止した。 サタニックソウル・ブランディング もはや順番などどうでもいい! 私に逆らう者はただこうしてひとりずつ… 殺していくだけだーーっ! サタンが対ザ・マン用と豪語し、ジャスティスマンへ仕掛けたフェイバリットホールド。 うつ伏せの相手の両足を自分の片足でインディアンデスロックのように固め、更に両腕をサーフボードストレッチで固めた上で空中に舞い上がり、もう片方の足で相手の頭を踏みつけながら勢い良くリングに叩き付けていく。 決まった時の相手を足蹴にして地面に捻じ伏せる様な形は仮にも「大魔王」を名乗る者に相応しいヒール感に満ち溢れ、サタンの姿とも相まって最上級の悪役としての迫力を醸し出している。 ビッグボディの強力アトミック・ボムをベースに自分の向きを前後逆にして、空いた片足で相手の両足をロックしたような技。あるいは背後からの踏み付けを追加したキン肉アタルのナパームストレッチとも言えるだろうか。 また、実在するメキシコ出身のプロレスラーであるスーパー・ドラゴンのオリジナルホールド「 カーブ・スタンプ 」とは仕掛ける体勢が同じ。 勿論、実在の物は投げ技等ではなく、グラウンドで相手を固めてから顔面を何度もマットに叩きつけていくという、関節技と打撃をミックスさせたアピール抜群の痛め技となっている。 アタル版マッスルスパークなどが決まっても小揺るぎもしなかった立方体リングを揺るがす凄まじい威力(*3)を持つ技だったが……実体化サタンの力を確かめるべく、わざと食らった3階のバカは軽い吐血で済み、案の定その後の試合にもダメージを残さないド畜生ぶりであった。 余談だが、これ以前(以後も)に登場したホールド状態で落下する系統の技は空中で固めてから落とすのが定石だったが、サタンはわざわざ地上で固めてから空中に上がるので「モタモタして見えて格好悪い」との声も。所詮は素人なので大目に見てやって。 「魔王の魂の烙印」を意味する技名から、憑依への布石ではないかと心配する声もあったが、特に関係はないようだ。 多分、完全に極まれば急降下による空気抵抗で相手の胸にサタンの影の形の傷ができるとかそんなところだろう。 余談だがこの技を分解していくとかなり面白い。 まず技の名称こそブランディングだが、掛け手の体制は悪魔将軍の大雪山落としにかなり近い。 しかし大雪山落としが正面から踏み抜くのに対して、この技は後ろから踏み抜く、という見方によっては今シリーズの悪魔将軍とサタンのスタンスを対比させたようになっている。 次に足で頭を踏む形も如何にもサタンらしいといえる。だがこの形はサタンの理想主義と詰めの甘さを体現した構造にもなっており、まず腕は固めただけで極めてはおらず、腕を後方に固めるせいで相手の胸が大きく前に出てしまう。 そのためせっかく頭部を踏みつけて置きながら着地点が相手の胸部となってしまっている。 確かに衝撃は完璧超人始祖奥義級であり並の超人なら粉砕できただろうが、ジャスティスマンに通用しなかったのは彼のタフネスもさることながら、上記の打点が分散している事も考えられる。 そしてこの点こそが他人(悪魔将軍)の力を利用するのみで自ら前に出ず、研鑽して来なかったサタンと、数億年の研鑽を積んできた完璧超人始祖の最大の対比とも見える。 エルボー 実体化後に打撃技として多用。 しかし、あれだけの巨体をフルに活かした渾身の一撃(フライングエルボー)も、ジャスティスマンの強靭で柔軟な首に余裕で受け止められてしまった。 相手をダウンさせた際には、籠手を回転させるギミック付きのド派手なエルボードロップも繰り出した。 読者からは「エルボー(肘)でそこを回転させる意味があるのか?」とも言われたが、純粋に打撃の勢いを増すという目的があったのだろう。 遍歴 【初代】 7人の悪魔超人編 初めて存在が言及された『7人の悪魔超人編』では、その名の通り連載途中でしれっと本物の悪魔になった悪魔超人達(*4)の支配者として存在が示される。 実態は不明であったが、7人の悪魔超人達の解放と、そこから始まるアレキサンドリア・ミートのバラバラ事件から始まる、 キン肉マン、延いては正義超人との全面対決の裏側で糸を引いていたようである。 後の『黄金のマスク編』では、当事者であるミートからも悪魔(サタン)の影と、そのままの名前で呼ばれていた。 7人の悪魔超人の中でも、特にバッファローマンとは契約者と契約主という間柄であり、関係が深い。 元々バッファローマンは正義超人であり、100万パワーを誇りながら大した取り柄もなく、落ちぶれたバッファロー一族の末裔でしかなかった。 サタンは赤い血と引き換えに1人の超人を倒す毎に1万パワーずつを与えることを約束し、バッファローマンは1000人を殺害して破格の1000万パワーを得た(*5)ことにより、 バッファローマンは7人の悪魔超人のリーダーにまでなれたのだった。 バッファローマンからは単に悪魔と呼ばれ、炎のような姿で出現していた。 このように、この頃の姿は伝説通りの正に悪魔であり、不気味で得体の知れない存在として描かれていた。 規模の大小こそあれ単なる札付きの荒くれ集団にすぎなかったはずの 7人の悪魔超人がガチの悪魔崇拝主義者の団体だったことは 超人委員会にとっても完全に予想外で、バッファローマンの背景を調査した 委員長の部下はショックのあまり一人は寝たきりになりもう一人は世捨て人になってしまったほどである 戦いの末、7人の悪魔超人のうち6人が敗北。最後の1人となったバッファローマンとキン肉マンの対決となる。 バッファローマンがフェアプレイを見せ、友情に目覚めそうになると完全に体を支配。胸には1000の傷が集まって蝙蝠の羽のような黒い紋様を浮かび上がらせた。 この時のバッファローマンは目に普段はない瞳が浮かび上がり 耳まで裂けたような口に紅潮し膨れ上がった全身の筋肉と まさに悪鬼のような様相となり、格闘ゲーム「キン肉マンジェネレーションズでも より凶悪なファイトスタイルとなった別キャラ扱いでこのバージョンが登場している この時は数々の悪魔殺法に加え、角を突き刺すことで 対戦相手の超人強度を吸収する という能力を見せ、キン肉マンの火事場のクソ力さえも吸いつくしてミイラにしバッファローマンを文字通りの火事場にしてしまっている(*6)。 だが、サタンをもってしてもバッファローマンが戦いを通して自我と誇りを取り戻す事を阻止することはできなかった。 敗れたバッファローマンは自ら1000万パワーの象徴であるロングホーンをへし折り電撃で焼かれようとしていたミートの頭部を救うと、 「今度はサタンとの契約で得た力ではなくいつか自分だけで本当の強さを手に入れたらお前達の仲間に入れてくれ」と、死闘を繰り広げたキン肉マンと本心から語り合い去っていく。 しかし、バッファローマンも覚悟していた通り、それを許さなかったサタンは得意の鉄柱ポッキリ攻撃で刺し貫いて処刑したのだった…。 このように、『7人の悪魔超人編』におけるサタンは悪魔超人の支配者であり、伝説における悪魔そのもの、という描かれ方をしていた。 ところが、このサタンの立ち位置は次の『黄金のマスク編』にて早くも揺らぐ事となる。 黄金のマスク編 続く悪魔超人達との決着編『黄金のマスク編』では、正義超人達に力を与えている源であるキン肉大神殿に祀られている黄金のマスクを、 サタンの配下にして分身でもある悪魔六騎士に奪取させる。 バッファローマンにバラバラにされる瞬間に見たというミートの証言により、ここで初めて「サタン」の名が明かされる。 一人称(日本語)は「オレ」、サタンか自我を失ったゴールドマンか判然としないが悪魔将軍の笑い声は「ギャハハハ」「グワッハハハ」。(*7) かくして黄金のマスクを取り戻すベく立ち上がったキン肉マン達と、悪魔六騎士との戦いが火蓋を切った。 六騎士はそれぞれ1つずつ黄金のマスクを持ち、どれかが本物という触れ込みであったが、六騎士達の持っていた黄金のマスクは全て偽物。 そして、本物の黄金のマスクを守る存在として、戦死した五人の騎士の集合体である悪魔超人軍最後の刺客、悪魔将軍が出現する。 悪魔将軍は、向かってきたジェロニモを、五人分のパワーを集約した地獄の断頭台で一蹴。 その後、バッファローマンの復活、アシュラマンとの決戦を経て、アシュラマンをも吸収して六騎士全員の集合体となった悪魔将軍とキン肉マンの一騎打ちが始まる。 だが、その中で悪魔将軍のデスマスクの下の素顔が、今回の事件の発端において悪魔六騎士に奪取された筈の、黄金のマスク=闘いの神ゴールドマン自身であったことが判明する。 ゴールドマンにちゃんと身体もあった太古の昔のこと。 ある子供が口にした「二人は仲がいいから絶対に無いだろうけど、二人が戦ったら弟の平和の神シルバーマンとどっちが強いの?」という純粋な疑問をきっかけに弟と仲違いが生じ、 裁きの神ジャスティスが見届け人となった決闘=天上兄弟大喧嘩により、ゴールドマンとシルバーマンは互いに首を刎ね合って相討ちとなってしまった。 その後ゴールドマンの首は、長年に渡り平和の象徴として神殿で祀られたが、 なおも消えない憎しみにより呼び寄せられたサタンが、配下である悪魔六騎士を仮の肉体として与えて誕生したのが悪魔将軍であった。 悪魔将軍は(前シリーズラストでサタンに逆らったため300万まで低下したはずの超人強度も1000万に戻して)バッファローマンを蘇らせるという人知を超えた能力も見せる。 悪魔将軍はとにかく強かった。作者であるゆでたまごがどうすれば倒せるのか悩むくらいに強かった。 だが、最終的には死して魂のみとなってもなお、半死半生のキン肉マンを支えて立ち上がらせる正義超人の友情パワーを目にし“悪のパワー”への疑問が生じたこと、 そしてバッファローマンの捨て身の貢献により、 キン肉ドライバーでデスマスクと鎧を粉砕される。 黄金のマスク=ゴールドマン自身は無傷であったものの、自らの汚い策が余計にキン肉マン達の友情パワーを増大させてしまったことを認め、潔く敗北を受け入れる。 自らを壊せとまで言っていたが、弟のシルバーマン=銀のマスクに説得されて歴史的な和解を果たすと、 金銀合体マスクとなって死亡したり傷ついた超人達を回復させ、戦いは締め括られたのだった。 かくして終わってしまった『悪魔六騎士編』であるが、序盤はともかく、終盤の悪魔将軍は殆どがゴールドマンのパーソナリティの下で行動しており、試合後にはサタンの姿も影も見られなかった。 悪魔将軍とサタンはどのような関係なのか、悪魔超人の支配者であるはずのサタンがなぜこの状況で顔ひとつ出さないのか、 なんだかよくわからないままに次シリーズへと進んでしまう。(後のシリーズでの描写から考察するとゴールドマンが正気を取り戻した時点で憑依から追い出されてしまっていた可能性もある) 『夢の超人タッグ編』以降のサタンと悪魔超人 続く『夢の超人タッグ編』では、悪魔六騎士のうちアシュラマンとサンシャインが引き続き登場し、サタンの指揮下に戻るでもなく“はぐれ悪魔超人コンビ”と名乗って暗躍を続ける。 ここで“はぐれ”と断られていることからも解るように、この時の二人は悪魔超人軍ではない=悪魔将軍の敗北を以て悪魔超人軍も壊滅したかのような扱いをしている。 更に不甲斐ない悪魔将軍の采配に愛想を尽かした(*8)と答えるなど、「悪魔超人の支配者はサタンではなく悪魔将軍」という認識がほぼ定着してしまった。 ただ、この『夢の超人タッグ編』にて、正義超人に対する新たなる巨悪となったのは、自分達を“神に最も近い”と称する傲岸不遜な完璧超人であり、悪魔超人は添え物。 しかも、サンシャインとアシュラマンは正義超人から友情パワーを呪いで奪ったり、狙っていた訳ではないとはいえ、初代キン肉マングレート(プリンス・カメハメ)の命を奪う等の外道な行為を行う一方で、 嘲笑していたはずの友情が悪魔にもあることを受け入れ最終的には悪ぶってるけど本音はいい奴等と認識されるようになる有り様であった。 ジャンプ本誌連載の最終章となった『キン肉星王位争奪編』では、悪魔超人のうちバッファローマン、アシュラマン、ザ・ニンジャが、 キン肉スグルの兄、キン肉マンソルジャーことキン肉アタルのチーム“超人血盟軍”の一員となって登場。 真・友情パワーを掲げてぬるま湯に浸かった実弟スグル達を戒めると共に、 火事場のクソ力を恐れる邪悪五神に唆された偽王子達からの盾となろうとするアタルに命を賭して従う……と、完全な善玉のポジションであった。 そんなこんなで、連載が進むにつれて悪魔超人の善玉化が急速に進行。 悪魔超人の支配者であったはずのサタンは影も形も無いままに週刊少年ジャンプでの連載は終了したのだった。 【キン肉マンⅡ世】 『王位争奪戦編』から大きな戦いもなく28年が過ぎた……という設定の本作では、 悪魔超人の残党は残虐超人、完璧超人の残党と合流した悪行超人による三軍同盟d.M.p(*9)を結成し、 平和に慣れきった新世代の育成にも失敗した正義超人への復讐を遂げるべく、新世代悪行超人の育成を着々と進めていた。 この組織にも特にサタンは関わっておらず、復活した悪魔超人軍の指揮を執るのは悪魔六騎士サンシャインであった。 さらに新世代超人の軟弱さを非難するチェック・メイトが伝説超人にまで暴言を吐き始めると、サンシャインが「悪魔超人ではなく悪魔そのものを育ててしまったのか」と悔やむ場面まであり、悪魔超人から見ても悪魔は喜ばしいものではないとも描写されていた。 尚、サンシャインの昔語りの中で六騎士が肉体であった筈の悪魔将軍が、六騎士を含む悪魔超人達を直接指導している姿が描かれており、 悪魔将軍の何者なんだかわからなさに拍車をかけている。 また、連載開始と同時期に後述の『77の謎』が出版され、ここでは「悪魔将軍はゴールドマンとサタン自身が合体したもの」とされた。 『悪魔の種子編』 笑い声 「バゴアバゴア」 大魔王サタンが久々に大きく関わったシリーズ。時系列上は2020年2月現在で最新の登場。 恐怖の将よりジェネラル・ストーンを授かり、齢58歳でありながら全盛期の肉体を取り戻して悪魔超人として復活を果たしたREBORN(再生)アシュラマンが、 同じくジェネラル・ストーンを得て強化された“悪魔の種子”達を率いて登場。 ここで語られる“恐怖の将”の正体とは悪魔将軍なのだが、その本性はゴールドマンではなく大魔王サタンとして描かれている。 弱体超人に巧みに取り入り悪魔超人化させて手駒とする等、かつての大魔王サタンを思わせる行動を見せているのも大きな証拠。 漫画内の描写も見ると、サタンがアシュラを手駒とするべく息子のシバを狂わせたのではとの疑惑もある。 同作で判明した新事実として過去に悪魔超人が地球の支配に成功した時代があったという。 その期間は、結構な長さ&頻度であったらしく、そうした時代では捕えられた正義超人の捕虜同士を闘技場で殺し合わせそれを観戦しながら酒を呑んだり 戦死した正義超人の戦士たちの魂を亡骸に閉じ込めた状態でそれを材料にして、特設リングの土台を作るなど悪趣味極まりない残忍な文化が発達していた模様。 そうした悪魔たちの専横を阻止せんと立ち上がったキン肉族やロビン王朝の先祖をはじめとする正義超人の勇者たちとの間で「正悪超人大戦」と称される世界規模の戦いが何度も勃発しており、 初代で描かれた現代の戦いはそれらの記憶が遠い昔の伝説になった後の物語ということになる。 そして、そうした悪魔超人の支配する時代には、常に首領として悪魔将軍の姿があったともされている。 ……こうした情報からも、この時点の連載では大魔王サタンが何者かを媒体として現世に出現する時の姿が悪魔将軍と設定されていたようである。 実際、ジェネラル・ストーンを受けとる場面で“サタンの影”に対して、アシュラマンが「将軍さま」と呼び掛けている。 また、伝説超人達は新世代超人達には黄金マスク編の顛末を「悪魔将軍が力を求めて黄金のマスクを奪った」と説明していたらしく、 ここからも「悪魔将軍=サタンの化身」であり、依代に過ぎない筈のゴールドマンのパーソナリティに支配されてしまっていたのはイレギュラーだった、という扱いが伺える。 黒い影のときの話し方は以前と同じイメージながらも無印よりやや老人口調で一人称は「ワシ」だが、 『Ⅱ世』の悪魔将軍はサタン成分全開なのか、「バゴアバゴア~」というヘンテコな笑い声を上げる上、 全体的に口調も荒く、「オレさま」とか言い出したり小者全開でみみっちいのが特徴。 身体がダイヤモンドパワーを思わせる結晶の集合体として描かれているが、 これは、自身でも語っているように本来のダイヤモンドパワーではなく、ジェネラル・ストーンの集合体である。 こうして、歪んだ力を与えられた“悪魔の種子”達は、主である“恐怖の将”復活のために、またもやミートの肉体をバラバラにして正義超人に戦いを挑んだのだった。 最終的に“悪魔の種子”達は万太郎達に撃破され、最強のREBORNアシュラマンも敗れることに。 しかし、自軍が敗れたにも関わらずミートの頭部とだけでも合体しようとしたことには全身全霊を賭けて戦ったアシュラマンも怒りを顕にし、 自分の尊ぶ“悪魔道精神”に反するとして断罪。 サンシャインもこれに同調する中、怒りの“恐怖の将”は、仮にも自分の為に死闘を演じたアシュラよりジェネラル・ストーンを取り上げるという最低の報復に出る。 そうして、アシュラが老いぼれの姿と戻ったのを嘲笑ったりしていたのだが、そうこうしている内にタイムリミットが過ぎ、 最後まで外道を貫いた“恐怖の将”の肉体は崩れ去ったのだった。 崩れ去る際にも バゴアバゴア さ…騒ぐな凡人ども〜〜〜っ オレは不死身の“恐怖の将”だぁ〜〜っ! ま…また何者かに取り憑き こ…この次こそ 本当に転生を遂げてやる~~~~~~~っ!! と叫んでいるので、今回はゴールドマンを本体としていた時とは違い、大魔王サタン自体が復活しようとしていたのだろう。 それにしても“転生”とは、微妙に気になる表現である。 『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』 マサランガ スクリット ブラックウィドーズ マサランガ スクリット ブラックウィドーズ 悪魔の領袖よ、今こそ我に力を与えたまえ。 マサランガ スクリット ブラックウィドーズ 笑い声:「ギレラレ〜」 時系列上は『夢の超人タッグ編』と『王位争奪戦編』の間に位置する。 このシリーズでは裏切りマンとして悪名を成したマンモスマンの裏切り行為を切欠に場に満ちた悪の磁場より、 同シリーズのラスボスを務めた時間超人コンビにより召喚させられる。 この時の姿は“恐怖の将”ではなく、昔ながらの実体の無い悪魔の影として出現。 笑い声は「ギレラレ~ッ」(登場シーンのみ「ゲギョゲギャ~」)。 一人称は「我」(正義超人への恨みを吐く時のみ「オレ」)。 この時にサタンの姿を見たミートは、 「悪魔超人最強と呼ばれたあの悪魔将軍でさえ サタンの威光の前にはただのあやつり人形にすぎなかった」 「”最強”の異名を持つ悪魔将軍と双璧…いやそれ以上の悪魔かも」 と語っている。 『悪魔の種子編』では悪魔将軍=サタンのような扱いだったが、今度は“悪魔将軍とサタンは本来は別の存在”かのような解説である。 ここでサタン自身は悪魔将軍はじめ悪魔超人のことを「弟子」と表現している。 ここでは耳障りな声を弄られてキレたりしつつも、1983年当時は配下である悪魔超人と同じく邪悪だと断じた 時間・完璧超人の負のパワーを込めたクロゴケグモでキン肉マンに「試合開始のゴングが鳴ってから666秒後に死ぬ呪い」、秘術“魔の砂時計”をかける。 そして、キン肉スグルを愛している幾千幾万のファンの中にいる、ただ1人のキーパーソンがキン肉スグルと抱擁すると解除されるかもしれない(・・・・・・・・・・・)(*10)と言うどう考えても無理ゲーな呪いの解き方を自信満々に滔々と語ったものの、その直後に、用済みとばかりに時間超人に切り裂かれて消えていった。 ついさっき“最強”の悪魔将軍と双璧と言われていた奴にしてはあっけない…と言いたくなるが、 一応、死んだり消滅した訳ではなく、実体が無いので不滅であり、一時的に消えただけらしい。 まあ、それ以上にこの展開自体がスグルが万太郎に負ける理由付けを作りたいのが見え見えでとてつもなく不評であったので、 その不評の中で更に嫌われものが評判を落とした程度の扱いであったが。 『キン肉マンⅡ世~オール超人大進撃~』 『Vジャンプ』で連載された、本編より評判の良かった番外編。 同シリーズに登場したドゥームマンに力を与えたことが語られている。 『キン肉マンⅡ世外伝 テリーザキッドの夜明け』 『別冊プレイボーイ』に前後編掲載された読み切り。 道連れにしたテリーマンに生還された無念を抱いて超人墓場で労働に励むザ・魔雲天の復讐の念を見込み、正義超人の息子達を潰すミッションを与えて死者蘇生させた。 魔雲天は息子の暴留渓をキッドの学校に送り込んでキッドを孤立させ、自らも部員を車で送迎するなど 暴留渓の設立した柔術部のサポートを行いながら暴留渓とキッドのデスマッチを演出。 サタンの命令の意図とは多分違うと思う。 結局キッドが勝利し、魔雲天のミッションは失敗したのだが、珍しく制裁などはしていない(魔雲天は本編には全く登場しないので、この後制裁された可能性もあるが)。 余談だが、後に新章中断中にはWEB配信もされたのだが、 後述の通り「ザ・マンを打倒するか、最悪盗み出してでもカピラリアの欠片を奪取する」という目的が推測された少し後に、 実際に超人墓場に侵入して超人を脱獄させている姿が描かれたことになりまたしても妙な話題を提供してしまった。 【新章】 『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編』 2012年からwebでの連載を開始した『完璧超人始祖編』では、完璧超人本隊及び、神に代わって地上を管理してきた完璧思想の源流たる完璧超人始祖と、正義超人&復活した悪魔超人軍が激突。 悪魔超人軍は完全復活を遂げて魔界に降臨した悪魔将軍の指揮のもと、はるかに実力が上回るはずの完璧超人を次々と撃破し、主人公のはずのキン肉マン&正義超人達を食う程の大活躍を見せた。 これほど悪魔超人が目立つシリーズだったのだから、当然のように支配者であるサタンは……。 影も形もありませんでした。 まず、今シリーズでの将軍様は、『黄金のマスク編』後に改心した悪魔将軍=ゴールドマンが変身した姿である。 前回の戦いでキン肉マンに敗れたことを受け入れつつも、その存在こそが自分が地上へと降った真の使命が正しかったことを(かつての同志達に)示す証明であると確信して行動しており、 配下である悪魔超人軍にも正義超人達が混乱している内から、完璧超人の襲来の真相を明かして迎撃に向かわせている。 悪魔道精神に則った主従関係だからなのか、悪魔超人達も将軍様の命令ならば命を棄てることも怖れずに殉じているのも特徴で、首領格のアシュラマンとサンシャイン以下、幹部の六騎士から平悪魔までが、絶対の忠誠を将軍様に捧げている。 不甲斐ない采配とか言ってたのは忘れよ。 本シリーズでは悪魔超人軍の最高幹部たちと呼ばれている悪魔六騎士は、サタンの分身ならぬ将軍様が直々に鍛え上げた高弟達であるとされており、 その六騎士が教官となって鍛え上げたのがバッファローマン達7人の悪魔超人であると明かされている。 この組織の力関係と指導の構図は、当時は読者にツッコミを受けていた『Ⅱ世』での描写を引き継いでいる。 こうした体育会系なノリもあってか、将軍様を頂点としたファミリーの様な雰囲気を醸し出しており、過去最高に結束力が高い。 実際、暫く正義超人として活動してきたバッファローマンすらも、将軍様より直々の声がかかった時点で即座に悪魔超人に復帰している。 更に、悪魔超人とは、元々は神に準じる力を持つ完璧超人始祖でありながら下等超人の可能性に着目しつつ、直接の指導をするために地上に降りた古代超人ゴールドマンが誕生させた存在であり、 本拠地である魔界もゴールドマンが創造したと語られ、悪魔超人の結成にもサタンは何一つ関わっていない事になってしまった。 アシュラマンに「我らが将軍様の前身のゴールドマンが~」という台詞があることから、悪魔超人達の中でサタンの存在は無かったことになってるのかもしれない。 事実、サタンの契約者であった筈のバッファローマンにも「永遠の金銀マスクとなり完全に魔界から身を引かれたはず」と、悪魔将軍=ゴールドマンのみの変身と認識しているような言動が見られる。 『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』 笑い声:「ゲギョゲギョ」「ゲギョガーッ」 という訳で、超人という種族の成り立ちにも通じる神話級の物語が完結した『完璧超人始祖編』では出番の無かったサタン様(笑)だったが、 何と、続く新シリーズの冒頭にて無かったことにされたと考えてたファンも居た中でいきなり登場。 今シリーズでは大魔王サタンと冠詞まで含めて呼ばれることが多くなり、その呼び方が定着しつつある。 笑い声は「ゲギョゲギョ」「ゲギャゲギャ」。一人称は「私」。 試合中には掛け声として「ゲギャ~ッ」のバリエーションを、嘲りや驚愕では「ゲギョ~ッ」のバリエーションを使用している。 本シリーズのサタンは何だか色々と憎いらしく、しきりと「憎い」「憎しみ」という言葉を口にするのが特徴。 サタンの正体について、ここで初めて「ゴールドマンに憑依して悪魔将軍として一体化していたこともある世の怨念の集合体」と委員長から解説された。 今まで笑い方や一人称がコロコロ変わったり、バゴアのときは口調すら全然違ったのも集合体なら仕方ない。 かつて、ゴールドマンの心の隙に取り憑いて手駒としていたことは間違いないようなのだが、 恐らくはキン肉マンへの敗北を機に正気を取り戻したゴールドマンと悪魔超人達に見放されてしまったのだろう。 また、知性の神は「私の古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めた」と語っており、超人の神々とサタンは旧知の間柄である事も仄めかされている。……が、一応は神々と関係こそあったものの、サタンは所詮は尖兵に過ぎず、知性の神が示唆した存在ですらなかった(後述)。 宇宙に浮かぶ謎の心臓にはまった輪の三本の突起から稲妻を発し、影ではなく影と同じ顔とやせこけた体に背中から手首にかけてコウモリのような皮膜と手足には鉤爪を持つ悪魔の姿で現れた。 サタンはまず正義・悪魔・完璧の三属性超人の本拠地に結界を貼り、主要な超人の出入りを封印。 そして悪魔超人の代わりに、新たに“真の悪魔となる一族”の投入を予告する。 再び影としてサグラダ・ファミリア上空に現れたサタンの導きにより地球に襲来したのは、かつて地球を支配する程の一族であったオメガの民の末裔にして一族の悲願を達成するべくやって来た精鋭部隊オメガ・ケンタウリの六鎗客であった。 彼らの先祖は、太古の昔完璧超人始祖による粛清を受けて遥か外宇宙へと追放されたことから、完璧超人始祖に深い「怨念」があり、 完璧超人始祖の首魁たるザ・マンを倒し、神の治世を終わらせることを一族の悲願としている。(*11) そのために、神々の領域である超人強度1億パワーを越える者を誕生させようとしており、それを叶えられるかもしれない力として「地球の力」マグネットパワーと「太陽の如き力」火事場のクソ力を手に入れようとしていた。 六鎗客は正義の五本槍や、嘗ての運命の五王子との戦いを脱落者を出しながらも制し、 リーダー格にしてオメガの現当主のオメガマン・アリステラと相棒的存在のマリキータマンが火事場のクソ力に匹敵する業火のクソ力の体現者であるキン肉アタル(キン肉マンソルジャー)とブロッケンJr.とのタッグに挑む。 アリステラの「相手と同じ超人強度を得る」特殊能力により、一度は火事場のクソ力を身に付けたかに思われたアリステラだが、 火事場のクソ力はオメガの民が抱き続けてきた「怨念」を背負ったままでは使いこなせない力であり、激戦の末に敗れる。 1億パワーの獲得に失敗し、一族が伝え続けてきた「怨念」を捨てるべきか懊悩するアリステラの前に現れたのは、 まさに「怨念」の化身である大魔王サタンの巨大な影であった。 当たり前であろう 私が慈善事業でお前たちをただ支援してやるお人よしに見えるのか 我は悪の権化 大魔王サタンであるぞゲキョゲキョ〜〜〜ッ サタンは敗れたアリステラを嘲笑しつつ、自らの目的が自我に目覚めたゴールドマンの代わりとして、1億パワーを越えたアリステラを超人墓場まで導いた時点で肉体を乗っ取り、その力を利用して自分がザ・マンを抹殺することだと明かす。 かつてバッファローマンの超人強度を少しずつ強化したり、キン肉マン戦で強引に火事場のクソ力を吸収させようとしたのも、当時からザ・マンを倒せるほど強力な器を求めてのことだったのかもしれない。 そして、敗れたアリステラを契約者でも無いのに、今回はわざわざ自分の口から放ってまで得意の鉄柱で刺し貫いて処刑しようとするが、 アタル達の慈悲の欠片も感じられない合体技で死んだと思われていたマリキータマンが間に入り処刑を阻止する。昆虫標本とか言うなキャミ! すると、これまでは“影”以外の姿で現世に出現する時には必ず依代を必要としてきたサタンだったが、 今シリーズ開幕時の悪魔の姿を経てオーバーボディを破り、何と実体化して出現を果たすのだった。 実に愚かだ… 超人という生き物はな 本人曰く、「やろうと思えばいつでも実体化出来るが、依代がいた方が効率的だから実体化しなかった」とのことだが、 実際には永年に渡り、異様な用心深さもあって実体化してこなかったことから、何かしらの伏線になると見られていた。 実体化したサタンは流石に強く、連戦直後とはいえ、現世代屈指の強豪であることを証明したアリステラと、ついでにブロッケンを一蹴。 そのままオメガハンドを両腕で固めて上空に舞い上がり垂直落下させる変形のスープレックスでアリステラを殺害しようとするも、アタルに阻止される。 そこに降臨したのは、キン肉マンを戦場にワープさせるなど陰から地球の超人を支援しつつも、これまでの展開を注視してきた“完璧・陸式”ジャスティスマン。 地上を見捨てた神の代行者として世界を司ってきた亜神、天使たる完璧超人始祖の登場に、サタンも「面白いヤツが現れた」「元は下界の一超人に過ぎなかったザ・マンの手下ごときが」と言いつつも警戒する。 アタルは、戦いから身を引いたはずのジャスティスマンが再び戦いに挑む事への疑問を口にするが、ジャスティスマンは確かに現世代の超人達に干渉し戦う理由は無くなったことは認める。 ……が、対してサタンの存在を「自分達と同じ旧時代の遺物の中でも最低の部類」「後世にそんな“負の遺産”をのさばらせてはいけない」とボロクソに断じ、 ゲギョゲギョ これはずいぶんな言い方をしてくれるな 元は下界の一超人にすぎなかったはずのザ・マンの手下ごときが 黙れゴミ屑 サタンの煽りに対してみ上記のようにバッサリと言ってのけ、聞く耳も持たずシャットアウトしている。サタンの新しいあだ名が決まった瞬間でもあった。 かくして、ジャスティスマンとサタンの一戦は開幕。 ジャスティスマンを小童呼ばわりしコーナーへ叩きつけ、「ザ・マン本人ならともかくその手下が敵うわけがない」とあざ笑うが、ジャスティスマンは反応することもなく、 今回に限って依り代を使わず実体化した理由を一方的に問い質し、その裏に隠された事情を探る。 その態度に怒ったサタンは猛攻をかけるが、コーナーでのストンピングの連打で無惨に潰れたかと思われたジャスティスマンの顔には、実際には僅かな傷だか汚れが付いただけで無表情も崩していなかった。 激怒したサタンは、ザ・マン用の必殺技「サタニックソウル・ブランディング」を決行。 何故かジャスティスマンも一切の抵抗を見せず、炸裂した大魔王の必殺技はアタルやアリステラ達の戦いの中ではビクともしなかった浮遊リングをも揺るがすが……「こんなものか」と、余裕の笑みを浮かべてロックを外すジャスティスマン。 流石にビビった大魔王だったが、余裕綽々で立ち上がったジャスティスマンが(阿修羅火玉弾を喰らった時よりやや重い程度の)血を吐いたことを見て喜び ゲギョゲギョ〜〜〜ッ そうだろうやはり効いていないわけがないのだ! すました顔を装いおってこのド畜生めが と囃し立てる。本当に本当にビビっていたのだろう。 しかし、尚も自分に吐血させたことを称賛する余裕すら見せるジャスティスマンに対し、試合開始前にコーナーに据えられた裁きの天秤にジャスティスマンの鱗状パーツと自分のベルトのバックルを投げ込み、秤がジャスティスマンの方に傾くのを見て、ジャスティスマンが虚勢を張っていると判断するエンタメ溢れる挑発を見せる大魔王。 こうして勝利を確信したサタンは更なる追撃に出る……かと思いきや、敢えて必殺技まで食らって実体化サタンの力を量り切り、攻勢に転じたジャスティスマンの裁きの技を次々に喰らい、身体の各部にヒビを入れられていく。 予想外のダメージで狼狽したサタンは、数話前の自らとブロッケンを再現するかの如く片足タックルを仕掛けるが、ジャスティスマンを揺るがすことすら出来ない。 ジャスティスマンはそんなサタンを見下ろしつつ、「危険を冒して実体化してまで、どうしても今やらねばならぬことがある」と焦りを指摘し、その焦りの原因を改めて問い詰める。 ジャスティスマンの拷問問いを受けてもなお強気の姿勢を崩さず推測と断じるが、追加のジャッジメントツイストを受けてグロッキー状態になってしまう。 そんな弱り切ったサタンに対してジャスティスマンは、「並の超人相手なら圧倒できただろうが」と前置きした上で、 「数億年間実体化を放棄して、実際には寄生虫の如く超人界を蝕んできただけなのに『黒幕』を気取って手駒を利用するばかりだったサタン」 と、 「数億年にわたり研鑽を続けることで自らが世界の管理者を務めてきた完璧超人始祖」 との間に、圧倒的な力の差が生じているのを指摘。 トドメに「世の無常を感じるな」「到底ザ・マンには敵うべくもない」とまで言い放つ。手負いとはいえ、そのゴミ屑に危うく現世代でも屈指の強豪達が葬られかけたんですが……。 ほざけ小童!誰に口を聞いていると…… 大魔王サタン様だろう?それがどうしたーーーーっ ジャスティスマンの冷徹な評価に激昂するも、滅多に見られないマイクパフォーマンスで即座に返したジャスティスマンは、ジャッジメントアヴァランチャーで更にダメージを与えていく。 追加でツームストーンパイルドライバーにつなぐコンボ技を受けてからの効いてない逆立ちアピールも、隙だらけだと言わんばかりにキックを叩き込まれ無惨にも転がされ、思わず共感する読者も多数現れた「好き放題しやがって~」という情けない本音の叫びが漏れる大魔王。 仮にもラスボス候補が言っていいのか解らない「…だが私はまだ倒れぬ」「倒れるわけにはいかぬ…何があっても…」の覚悟の言葉と共に、最後の手段としてジャスティスマンへの憑依を試みる。 だが、一瞬サタンの顔が胸に浮かびこそしたものの憑依は失敗。ジャスティスマンは同化してないサタンの脚を掴んで引きずり出し、追い討ちの延髄斬りを食らわせる。 そして憑依の条件について「それ相応の邪心や悩み・罪悪感を持つ者にしか憑りつけない」と断言したうえで、「(憑依の可能性を)この私に期待したとでも?」と心底冷たい目で見下しながら一蹴される。 この展開を心配していた読者も居たが、まさかの真正面からのフラグへし折りに腹筋を崩壊させる犠牲者が多数となった。 あまりの事態に「天秤はジャスティスマンの罪を認めていたはず」と天秤を指して抗議するサタンだが、今度は天秤がジャストタイミングでサタンに傾く。 天秤が認め、ジャスティスマンが胸中に抱いていた己の罪とは、「サタンのようなゴミ屑を永年放置してきた事への果てなき罪悪感」であり、「それも間もなく消えようとしている」と無表情にオーバーキルなヘッドロックパンチをかましながら事実上の勝利宣言を告げる。 そして遂に放たれた必殺の完璧・陸式奥義 ジャッジメント・ペナルティにより完膚なきまでに粉砕されて敗北したのだった。 敗因 サタンの完敗の原因、それは人を陥れる策謀に腐心しすぎて技と肉体の鍛錬を怠ったことという致命的な一点。 あまりにシンプルかつぐうの音も出ない因果応報の結末であり、結果的にサタンは終始有効打を与えることすらできず惨敗したのだった。あまりの一方的な試合からセルにやられたミスター・サタンやダークドレアムにやられるデスタムーアを連想した読者もいた。 しかし、大方の予想通り滅びきることはなく、砕けた体と天秤の上のバックルは再び黒い影に変化。 グググ ま…またしてもザ・マンとその手下どもめ… だが私は決して滅びはせぬ! この世から邪心が消えぬ限り…私は何度でも力を取り戻し再びこの地上に蘇る その時には今度こそ お前たちを皆殺しにしてやる 私らしく策を練ってな…ゲギャギャギャーーーッ! 上記のような負け惜しみとも反省とも取れる捨て台詞を残してしぶとく去っていった。……で、次はアシュラマンに見限られて復活に失敗するわけである。 一方、余りのダメージ故にか、今シリーズ冒頭で登場した“本体”と思われる宇宙に浮かぶ心臓にまでダメージが及び、各地を封印する魔力を放っていた部分が壊れて本体が剥き出しになった描写が挟まれている。 これにより正義・悪魔・完璧超人たちも次の戦いに参加できるようになった。 ずっと大口を開けて戦いを見ていたスグルは「さすがジャスティスマン あのサタンをああもあっさりと撃退してしまうとは」と、改めて完璧超人始祖の引く位の強さへの称賛とともに、止めを刺しきれずに逃げ延びたことを指摘するも、ジャスティスマンによれば大きく力を消耗したために実体化はしばらくできなくなったとのこと。 予想されてたように別に実体化自体にリスクが伴うとか時間と共に力が落ちてくとかではなく、単に凹られただけだったぜ! そして、更に背後の事情を悟ったジャスティスマンにより、サタンなどは数億年単位の太古から潜む真の危機の前触れに過ぎないと言われてしまうのだった…。 読者の中で非公式に『サタン編』と呼ばれていた今シリーズの名称が変更された瞬間でもあった。 サタンの目的が「ザ・マンの打倒」というのは中々に意外な展開であったが、 「一度は神の手で滅ぼされることが決定された超人という種の未来の為に希望を紡ぎ、守護者にして導き手となる」事を本来の目的としていたザ・マン(及び始祖達) と、 「超人界に未来など不要、絶望の堆積こそが更なる我が力の増強に繋がる」と嘯き、寄生虫の様に超人達の運命を蝕んできたサタン は、本質的に対極にある存在と言える。 実際、ジャスティスマンとの絡み(*12)から過去にザ・マンや始祖達と直接対決した経験があるのかは不明だが、好き勝手やってきたように見えて、実際には彼等の存在があったので好き勝手やってこれなかった悔しさが言動の節々から窺える。 こうして、サタンを撃退したジャスティスマンは、オメガの民の因縁より更に遡る今回の事件と、更にその裏に隠された真実の開示をザ・マン自身より聞かせるべく、生き残った者達の内から選ばれた者達を自ら超人墓場へと導くことに。 そして、謁見したザ・マンよりサタンとは神のなり損ないであり、太古に超人の絶滅を主導した調和の神に神の座に上げてもらうことを目標に協力させられていたという、読者にとっても、更に予想外な真実が明かされることに。 つまり今回の「ザ・マンの打倒」というのも、サタンにとってもザ・マンと始祖が邪魔だったのは確かなのだろうが、今回に限れば調和の神が目指すカピラリア七光線の再発射に必要な、ザ・マンが所有しているカピラリアの欠片の一つを奪取することが目的であり、最悪勝てなくても隙を見て欠片を奪うつもりだったと看破される等、サタン自身は神を越える1億パワー云々と偉そうなことを言っていた訳だが、ここに至って神に対抗するのではなく、神になりたい大魔王という、余りにも惨めで情けない実情を本人も居ない所で曝されることになってしまった。 要は調和の神との利害の一致に過ぎないのだが、これでは真のゴミ屑…。 か…神が悪魔に甘言を弄するなんてそんなバカな!! 結局のところザ・マン(および邪悪五大神)が危惧していたのは真の黒幕にして、かつての同志である調和の神の一派であり、そもそもが神ではない「中途半端な存在」であるサタンなど最初から眼中になかったようだ。とはいえ、放置による好き放題に苛立ちを覚えていたことが前述のジャスティスマンによる度を越した制裁に繋がってしまった感も。 こうして、神の舎弟の大魔王という予想外の真実を迎えることになった訳だが、せめてものフォローをすれば、あの性格からしてサタンもいずれは調和の神を出し抜くつもりだったと考えてもおかしくはないと考察は出来る。 いずれにせよ、尖兵であるサタンを敢えなく撃退されて目的を崩された調和の神達は、自らの手で超人を滅ぼすべく、かつてのザ・マンと同じく「下天」を行うのだった…。 【結局サタンって何者なんだ?】 7人の悪魔超人編:悪魔超人の支配者 黄金のマスク編:悪魔超人の支配者で、自らの分身の悪魔六騎士を肉体として黄金マスクに与えて悪魔将軍に 夢の超人タッグ編:悪魔超人の支配者は悪魔将軍 悪魔の種子編:悪魔将軍の正体はサタン 究極の超人タッグ編:悪魔将軍とサタンは別人 完璧超人始祖編:ゴールドマンは以前からサタン抜きで悪魔将軍だった オメガ・ケンタウリの六鎗客:真の黒幕である調和の神のパシリ 結論:意味はわからんが、とにかくすごい巨悪だ! 果たしてこのキャラクターに統一性のある設定を与えることができるのか、ゆでたまご先生の手腕にご期待ください! 【余談】 悪魔将軍の人格が登場するたびに全然違うのは、含まれるサタン成分の量によるのではないかとの説がある。『悪魔六騎士編』の悪魔将軍は「キン肉マンの新必殺技特訓をノリノリで妨害しに行く」「パイプ椅子で殴る」などの粗野な部分も見られたが、一方で自らの敗北を認める高潔さも備えており、サタンとゴールドマンが半々。『悪魔の種子編』の悪魔将軍は小物であり、サタン100%。『完璧超人始祖編』の威厳に満ちた悪魔将軍はゴールドマン100%…という理屈である。キャラの不安定さを押し付けられたとも言う。 上記の理由により、公式ガイドブック『77の謎』において「一番の悪行超人って誰?」という質問に対しては「悪魔将軍」とコメントが出された。更に「ゴールドマン部分は改心したが、残ったサタンの方は純粋悪で同情の余地など全く無い」と断ぜられている。 知性チームにはその名も「サタンクロス」なる超人がいるが、あちらは知性の神によって寄生虫サタンクロスを植え付けられたサムソンという悪魔超人が寄生虫の名を自身のリングネームとして名乗っているもので、大魔王サタンとは関係がない。なお、その寄生虫サタンクロスの名称が大魔王サタンに由来するのかは不明。 ジャスティスマンの「黙れゴミ屑」は読者に大ウケし、実体化した状態の超人としてのリングネームが不詳なのも相まって「ゴミ屑」はすっかりサタンの愛称(蔑称ではない)として定着してしまった。更に、対戦相手の3階のバカの余りの遠慮と容赦の無さから、威厳とは別方向でサタン様と呼ばれるようになっており、明らかな悪役であるにも関わらず、同情論すら賑わう有り様となっている。 そして読者のジャスティスマンの株を落とさずにどうサタンが勝つのか…という予想を裏切りまさかのジャスティスマン完勝。試合内容もとことんヒール役を演じ覆面ぽいのに表情豊かなサタンに対し、素顔なのに無表情なジャスティスマンは相変わらずの塩な戦いに加えサタンのパフォーマンス中に蹴るなど容赦なし。奥の手の憑依は多少は効いてるようなほぼ唯一のプロレス的リアクションをさせたものの即引っぺがされて失敗。プロレスをしてくれないジャスティスマンやそれよりもプロレスをしている天秤に対するサタンの反応など笑いどころも多く、あまりに一方的な試合にどっちが敵か分からなくなるような発言まで飛び出し、試合後は古典的な悪役の退場と完全に違うベクトルで読者の心を鷲掴みしていった。 今シリーズは『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』として一区切りになっているので、これでもサタン様はラスボスである。完全にラスボス(笑)だが。 Ⅱ世で評判を落とした面々の復権が図られることも多いWEB連載の中でサタンは散々な結果に終わったわけだが、Ⅱ世でプロレスと無関係な手段でスグルを殺そうとして不評を買ったサタンが、今度はプロレスに徹して完敗して変なファンを獲得したのはある意味で復権と言えなくもないかもしれない。 劇場版キン肉マン第五作『晴れ姿!正義超人』で「悪魔将軍の先祖」を名乗る江戸時代の 朱天童子 や、第六作『ニューヨーク危機一髪!』で大都会パワーを吸収して怨念から実体化した 青黒い悪魔将軍 もサタンの仕業なのではないかという説もある。詳細はこちら。 調和の神ザ・ワンの目的が「超人が新たな神の座に値するか否の審判」だった今となっては何故わざわざサタンのような小物を使ったのかと思えなくもない。 ただ、天界の神々に「超人(にこの世の行く末を任せる)よりサタンの方がマシ」等と宣った者がいたようなので、一応その神の意見を尊重し試す機会を与えたのかもしれない。 追記修正は恨みつらみと憎しみを込めてお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントログ1 彼の正体って自身が神に至る道程をザ・マンもしくは完璧超人始祖だかによって阻止され、超人とも神ともつかない中途半端な存在に成り下がってしまった古代超人だったりする? -- (名無しさん) 2021-11-03 14 59 22 『サタンの方がマシ』の意味は『ある程度神々が制御、管理できる必要悪』だと思う。お釈迦様が孫悟空を手のひらで飛び回らせるアレに近い -- (名無しさん) 2021-11-05 21 16 28 サタン様が弱いというよりジャスティスマンが強すぎるだけ、一生懸命ヒールやってんだからもうちょい付き合ってあげても良いんじゃないかな。 -- (名無しさん) 2021-11-27 16 56 29 相手がペインマンとかガンマンとかサイコマンだったら結果は変わらなくてもパフォーマンスでもっと盛り上げてくれただろうにな -- (名無しさん) 2021-11-27 17 28 11 人気爆上がりしてて草 -- (名無しさん) 2021-12-01 18 10 47 ジャスティスマンから完璧超人始祖には通用しないと宣告されてたが、始祖の中のだれにも勝てないのかな、こいつは? -- (名無しさん) 2021-12-29 16 29 04 そもそもサタン(悪)がジャスティス -- (名無しさん) 2022-01-07 12 38 08 (正義)に叶うわけもない… -- (名無しさん) 2022-01-07 12 39 01 ↑3 始祖は基本的に横並びだと思うぞ。そこから将軍様がちょっと抜けた位のイメージ。 -- (名無しさん) 2022-01-07 15 31 26 ↑14 リヴァイアサンは出てきた。本物の神様として……。 これはサタン様またしても屈辱。 -- (名無しさん) 2022-02-22 14 24 09 サタンにもカピラリア光線って効くのかな? -- (名無しさん) 2022-03-22 12 09 37 しかしサタン様はあの恥ずかしい完敗ぶりを全世界に見られたのに、再起を図っても甘言に乗ってくれるバカが果たして現れるものか -- (名無しさん) 2022-04-08 22 03 31 郷里さんCVを充ててもらうとかあのゴミ屑小悪党は感謝すべき -- (名無しさん) 2022-04-26 22 12 12 完璧超人始祖〉〉(越えられぬ壁)〉〉サタン様〉〉下界の超人みたいなイメージ -- (名無しさん) 2022-05-26 17 29 59 個人的にはキン肉マン史上最高の試合 -- (名無しさん) 2022-06-11 14 14 00 ジャスティス相手に散々だったとはいえ無量大数軍や六鎗客クラスより圧倒的に上…のはず。ところで超人強度は(超神の9999万を逆さにして)6666万くらいだろうか。 -- (名無しさん) 2022-08-11 11 38 36 待てよ……? まさかとは思うが、はぐれ悪魔コンビの戦いの前、ネプチューンが言ってた『これは神も動くわけだ』って言ってたのは、このサタンの新たな策略の伏線ではないのか!? サタンの策略のきっかけにネプとジェロが気づいた、とか。 ↑そういえば、666は悪魔の数字だもんな。ありえる。 -- (名無しさん) 2022-08-11 13 17 07 超神が超人を試すスタンスが大半だとすると、サタン様は何のためにがんばったのやら -- (名無しさん) 2022-09-08 19 11 52 「プロレスに徹して完敗したから、プロレスと無関係な手段で戦おうとした」と考えれば行動方針そのものとしては割と順当なのか…… -- (名無しさん) 2022-11-24 17 56 34 あれなんだな 搦手や策略が得意なんじゃなくて、直接動くとザ・マンやオリジンにボコボコにされちゃうから、裏から姑息な手を使わざるを得ないのか …知れば知るほど情けなくなっていく… -- (名無しさん) 2023-03-21 07 28 51 総評すると色々とアレだった…ということか。 -- (名無しさん) 2023-04-02 15 10 26 残当・ワン「悪魔将軍 本名ゴールドマン!」……オワタ…サタン様完全に別人 偽物確定でオワタ。 -- (名無しさん) 2023-04-10 11 34 06 ↑7ザ・マンが「ザ・ワン以外ならリアルディールズならそれなりに勝算はある」ていってたから、サタンは超神の中の下ぐらいか?バイコーンと戦ったら・・・ -- (名無しさん) 2023-04-22 08 14 06 バイコーンはあの性格からすると下手するとサタンに乗っ取られるかも。見た目もよく似合いそうだ。 -- (名無しさん) 2023-04-24 19 39 55 もともと悪魔は「神が絶対善の存在ならば、なぜ世界に悪が存在するのか?」に対し「意図的に人を試すため害をもたらす使者として神に遣わされた者」とする解釈もあるし「邪悪で不完全な偽物の神が、本物の神に取り入り最終的には本物の神をも出し抜き完全な神となることを狙っていた」のもある意味納得ではあるかもしれない。 -- (名無しさん) 2023-05-21 13 56 02 アニメが決定した以上、絶対に「塩の神vsお笑いの神」のバトルは見たい -- (名無しさん) 2023-06-03 16 25 09 黙れゴミ屑は見たいけどどこまでアニメ化するんだろう。 -- (名無しさん) 2023-07-31 03 07 37 二世ではマジで嫌われまくってたのに、今や読者のアイドルとして愛される存在 -- (名無しさん) 2023-10-21 22 48 14 恐怖の将パゴアマンと慈悲を纏った悪魔ゴールドマンとゴミ屑アイドルサタン様は別人 -- (名無しさん) 2023-10-22 04 11 13 ミスターサタンのブウとのいいシーンの話題探そうとして『ちくしょうかわいそうなことを サタン』で検索したらサタン様しか出てこなくて草 -- (名無しさん) 2024-01-01 10 28 36 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2012/09/26(水) 08 08 00 更新日:2024/05/09 Thu 18 23 10NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 お茶目な3代目 まさに偉大な男 イケメン カオス カメハメ キン肉マン キン肉マングレート グレート ケビンマスク タッグ編最大の功労者 テリーマン ベテラン マッスル・ブラザーズ マッスル・ブラザーズ・ヌーヴォー メタボな番外 不審な4代目 入れ替わり 受け継がれる意志 強豪 必殺キック 救世主 正義超人 泥臭い2代目 漢 華麗な初代 覆面レスラー 超人レスラー わたしがキン肉マンとコンビを組む キン肉マングレート! その正体は ハワイのプリンス・カメハメ! 知ってるな、諸君? わたしはキン肉マンに48の殺人技を教えた だからわたしのことを師匠と呼んでくれるが わたしがコンビを組むためにやってきたのは 正義超人たちの友情パワーを取り戻すため! キン肉マングレートはキン肉マンシリーズに登場する正義超人である。 作中では4人(+1人)の超人がキン肉マングレートとして戦った。 イメージソング 偉大な魂(歌:串田アキラ) 初代キン肉マングレートをイメージした曲。歌詞が思いっきりその運命を暗示している。 経歴 悪魔超人の策略により、友情パワーを失い、タッグを組むパートナーがいなくなってしまったスグル。 そこに現れたプリンス・カメハメがタッグパートナーになることを提案し、老いを隠すために変装したのが始まり。 中の人 ●初代キン肉マングレート(プリンス・カメハメ) 前ハワイチャンピオンでスグルにキン肉バスターをはじめとする48の殺人技を伝授した師匠。 原作は赤いキン肉マスクと赤いオーバースーツを着ているが、アニメ版は黒のキン肉マスクと(恐らく)カメハメの地肌らしき赤い肌…で、マスクと体の色が不統一だった。後述の代替わりの際にそれでは矛盾するため、超人師弟コンビの試合のあたりで唐突に黒いボディスーツに変わっている。 (原作では初めのマスクを出すコマは「おお、黒のキン肉マンマスク!」だったのだがゲームやコンビニ本の表紙の描き下ろしのグレートが全身赤で描かれるようになった影響で最近の版では「赤」に修正されている) 超人としてはかなり高齢で、若い超人を育てることに力を入れている。 作者曰く、若い頃ならキン肉マン最強キャラ。 参加は一回戦のみで、四次元殺法コンビと対戦。 組んだマッスルブラザーズが即席チームゆえにキン肉マンとのチームワークに亀裂が生じるも、最後はマッスルドッキングで勝利する。 しかし、ニューマシンガンズのテリーマンを呪いのローラーから守るために身代わりになる。 控室で二代目を襲名させる形でテリーマンの首を貰い、力尽きる。 その後も霊として様々な超人に技を伝授する。 華麗なキック技を売り文句としており、ブラックホールをローリングソバットやマーシャルアーツキックで翻弄している。 ●二代目キン肉マングレート(テリーマン) 死亡したプリンス・カメハメに代わり、キン肉マングレートになったテリーマン。 基本的には初代のマスクをそのまま受け継いでいるので原作では赤のマスク(上述の通り最初は黒という設定だった)とボディスーツ。アニメ版では黒い。割と直前までアニメ版の初代グレートは黒マスクと赤ボディだったのだが、テリーマンの地肌と合わないためか初代の項目で述べたように黒のボディスーツに途中で色が変わっている。 ゲームではカメハメのグレートと区別するため初代は全身赤、2代目は全身黒になっている。 また、マッスルドッキングの際にしれっと使っている為キャラ仕様はテリーマンの幾つかの技がキン肉バスターやキン肉ドライバーに変更されていることが多い。 準決勝開始までの短い間だったがカメハメの霊と組み木特訓を行い薫陶を受ける。 カメハメの敵討ちのためにはぐれ悪魔コンビと対戦。 当初は偉大なカメハメ師匠=キン肉マングレートを真似ようとした戦い方がうまくいかず不利になるも、カメハメの霊が自分の真似はしなくて良いと激励。テリーマンが自分らしい戦い方に切り替えて優勢になる。 テキサスらしい若さに任せた荒々しいファイトを展開するがキックが得意技というグレートの個性はリスペクトし、アシュラマンに新必殺技テキサス・コンドルキックを叩き込む。 しかし、地肌の色がカメハメと違うことからキン肉マンから不信感を抱かれてしまう。 実はこの前にスグルが代替わり直後に丸太で扉をブチ破って控室に突入しグレートマスクだけ被って首から下は星パンツを履いたテリーマンのまま(しかも真後ろにはカメハメの遺体)というバレバレの状態で会っているのだが気づかなかった(因みにこの状態のマスクだけグレートのテリーはフィギュアなどで商品化されている 流石にアニメだと誤魔化すシーンがカットされ、2代目グレートとしての初登場シーンはボディスーツまで着替えを済ませ遅刻して会場入りしてキン肉マンたちに謝るというもの。(*1) ボロボロになりながらキン肉マンをサポートした結果、彼の信頼を得る。 「お前がカメハメであろうとなかろうと関係ない!」 「こんなに傷つきながらも、正義のために戦っているお前は誰が何と言おうがグレートだ!」 この友情はサンシャインの心も動かす。 決勝でヘル・ミッショネルズのマスク狩りを受けてしまい、マスクはネプチューンマンのマントに張り付いたと思われたが……。 ちなみにアニメ版ではテリーがグレートの中身が変わっていることがばれないように初代の声真似をしながら戦うのだが、かなり似ているので必聴。(蟹江さんのカメハメの声と口調に寄せるテリーマンを演じる田中さんという凄い状態である) また、アニメ版テリーの口癖「そういえば聞いたことがある…」と思わずつぶやいてしまい、正体がばれそうになるコミカルな場面も。 ●三代目キン肉マングレート(カオス・アヴェニール) 究極の超人タッグ編で登場。 風でマントから剥がれ落ちたマスクをカオスが拾い、それを使って参加した姿。 展開上、この姿でのカオスは本来の力を出せていない。 カオスについては彼の項目を参照。 ●四代目キン肉マングレート(ケビンマスク) シスターが復元したグレートマスクをスグルが拝借し、テリーマン、ロビンとともにケビンのリハビリをして参加させる。 カオスに恩を感じており、彼のために万太郎に力を貸す。 21世紀では最強超人の一角だが、長期間拘束されていたことにより、かなり弱体化してしまっている。 (無論、世界五大厄(ファイブ・ディザスターズ)自体も本来のケビンと同等かそれ以上に強いのだが) 結果として、ケビン本来の姿に戻り、ラーメンマンの弁髪を取り込むことで復活。 わたしたちマッスルブラザーズの芸術的ともいえる ツープラトンはマッスル・ドッキング! つまり、キン肉バスターとキン肉ドライバーのドッキング! この必殺技で、正義を必ず守ってみせる! タッグ技 ●マッスル・ドッキング キン肉バスターとキン肉ドライバーの合体技。 上になるメンバーによって2パターンあり、スグルがバスターをかける形の方が強力。 ●バスターバリエーションPART5 2人で1人の相手にキン肉バスターをかける。 ●マッスル・エボルシオン 万太郎のマッスルGとカオスのキングジャーマンの合体技。 Gを喰らう側の相手の肋骨がすごいことになっている。 ●ビッグフット・エクスプレス カオスの強靭な足をロングホーンに見立ててロングホーン・トレインを発動した形。 空気抵抗が少ないため、スピードでロングホーン・トレインを上回り破った。 ●NIKU→LAP 万太郎のキン肉バスターとケビンのOLAPの合体技。 初使用は悪魔の種子(デーモンシード)編であり、ボルトマンを撃破した。 ●マッスル・キングダム 万太郎のマッスル・スパーク地(アタル版マッスル・スパーク)とケビンのビッグベン・エッジの合体技。 かなりややこしい外観だが、ある意味芸術的。 番外編 ●キン肉マングレート代役(イケメン・マッスル) 恐怖から逃亡したカオスに代わって組み合わせ抽選の間だけ急遽キン肉マングレートになったイケメン・マッスル。 顔がデカく、中年太りで、髪型もモーツァルトのため、かなり怪しい外見をしており、万太郎も引いていた。 余談 人気投票(超人総選挙)では独立したキャラクターとして扱われ、カメハメやテリーとは別項目となっている。中身が代替わりしているにも関わらずその強烈なキャラクター性から気持ちとしては分からなくないのだが、他の別の姿を持つキャラの投票項目は全て一本化されている。 メインキャラにしてはあまり投票結果が振るわない事をネタにされがちなテリーであるが、この投票の仕様にも影響の一端があるのかもしれない? う~む、はやく食べたい! 本場日本のしょうゆラーメンを! フッハッハッハッハ…! 追記・修正はパートナーを信頼してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ちなみにテリーマンは両肩のスターエンブレムを失うと急激にパワーダウンしてしまうが、グレートマスクがエンブレムの代わりになってくれていたから普段のパワーを維持できたらしい。 -- 名無しさん (2013-12-12 23 35 42) カメハメグレートは八面六臂の大活躍と、老齢ゆえのスタミナ消耗の激しさがいい感じにドラマのスパイスになっていて好き。 -- 名無しさん (2014-05-29 20 39 00) マッスルキングダムの体勢すさまじいよな(笑) -- 名無しさん (2014-08-31 23 37 53) テーマ曲の歌詞が「キン肉マングレート 忘れない」ともう明らかに死んだ後なんですがそれは -- 名無しさん (2015-04-28 01 20 56) マッスルエボルシオンの万太郎側は絶対喰らいたくない -- 名無しさん (2016-04-20 20 22 32) ケビンに渡った後はどうなったんだっけ -- 名無しさん (2017-02-09 17 11 48) エロマンガ先生に登場するエロマンガ先生グレートの元ネタである。 -- 名無しさん (2017-04-22 21 18 48) それぞれタッグ技が違うのがいいよね -- 名無しさん (2017-06-04 18 11 34) ↑8 それなら、キン肉バスターが使えた理由付けにはなるな。と思ったけど、テリーになった後もバスターを使っていたか。 -- 名無しさん (2017-07-23 11 39 54) 次は誰が被るのやら -- 名無しさん (2017-11-10 19 06 32) 仮に今のシリーズで出た場合は時系列的には何代目になるんだ… -- 名無しさん (2017-11-10 19 40 37) グレート代役とのツープラトンを見てみたい気がする -- 名無しさん (2018-01-13 22 21 38) ↑イケメンが父親譲りのキーロックをかけながらマッスルGをかけるマッスルキーロック -- 名無しさん (2018-09-02 16 57 10) ↑3ネメシスが味方ポジで出る時にグレートに変装してきて、とかあるかも -- 名無しさん (2019-04-12 23 26 45) 漫画タイガーマスクで、スグル同様パートナー不在だったタイガーマスクに加勢した、グレイト・ゼブラが元ネタと思われる。ちなみに中の人はジャイアント馬場さんです。 -- 名無しさん (2023-10-16 15 25 27) Ⅱ世のイケメン除いてケビン入れたらグレート4くらいか? -- 名無しさん (2024-05-09 18 23 10) 名前 コメント